「ぼくは人間がわからない」

ぼくは人間のことがわからない
わからないまま 今日も息をしてる
世界はぼく無しで 回っているようで
空ばかりを ただ見上げてます

ぼくは人間のことがわからない
きみの想いの一つも気づけない
届けたい言葉はあるはずなのに
のどにつかえて出てこないや

うまれた理由さえわかってないのに 死にゆく意味なんてわからない
知らないことばかりが毎日 増えていくんだ 増えていくんだ
何のために今日をすごして 何者になるというのでしょう
繰り返すこの胸の痛みは いつか いつか 癒えるのですか

何一つ わからないのに 今日が いまが ああ過ぎていく
きみの涙も誰かの嘘も くみ取れないけどまぁ生きています
何一つ わからないまま 日々が 人が ほら流れてく
きみの笑顔や誰かの愛も 知らずに今日もため息一つ

ぼくは人間のことがわからない
感性も考えも どこかずれていて
社会にはぼくは不適合(むいてない)らしく
笑顔つくって ごまかしてます

夢と不安と希望と哀が混ざったままに廻りゆく
重たい期待も失望の視線も ただただ疲れてしまうだけ
迷いやかなしみ憂いのすべてに もしも答えが出せるなら
絶望の淵を歩いてくような こんな生き方でもいつか…

何一つ わからなくても いつか いつか 理解できたら
きみの苦悩や誰かの痛み ほんの少し感じとれるのかな?
何一つ わからないまま 一歩一歩 足を進める
きみの姿にきみの心に ほんのちょっと近づいてくように

人間のことがわからない
わからないまま どうにか生きています
人間のことはわからない
わからないまま どうか…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ぼくは人間がわからない

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投稿日:2022/04/22 08:33:05

文字数:696文字

カテゴリ:歌詞

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