その歌が聴こえると
 僕はとても心地よくなって
 今日の悲しみを忘れられた

 本当は今日が最後
 でも今日も明日も昨日も
 その歌のために頑張れた

 耳澄まして
 導かれるように
 その声の元に
 僕は辿り着いてしまった


 次の日からその歌は
 僕には聞こえなくなって
 毎日の悲しみが溜まっていった

 だから真似して歌った
 でも今日も明日も昨日も
 また最後に近づいていた

 声澄まして
 響かせるように
 あの声のように
 僕は歌い続けていた


 いつか僕が声を枯らしたとき
 誰かが僕を見ていた気がした
 その時僕は僕の役目を終えた
 全てに僕はようやく気づけた

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カナシミ、レンサ ( Sad song )

閲覧数:73

投稿日:2009/03/08 22:02:49

文字数:293文字

カテゴリ:歌詞

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