「マスター」
「ん?何~?…っ!?」

帯人に呼ばれて振り返ると、壁に叩きつけられる。

「ゲホッ!ゲホッ!」

あまりにも強く当たったから咽せる。

「痛い…よ?たい――…。帯人?」

いつもと何かが違う。

「きゃあ!?」

いきなりアイスピックを振り回す。
反射的に避けれたものの、腕に痛みが走る。

「っ!…帯人、どうしちゃったの!?」

いきなりの変わりようにパニックに陥る有紗。

目つきが怖い。

「マスター…。マスターは俺だけのモノ…ですよね?」
「え…?」

何を言ってるのかサッパリ分からない。

「何…言ってるの??さっきから可笑しいよ?た…っ!?」

首を絞められ、言葉は最後まで出なかった。

「苦…し、よ…」

帯人の力に敵うはずもなく、抵抗する気力が無くなって行く。


このまま死んじゃうのかな?


こんな状況になるまで忘れていた。
ヤンデレだって事を。

どうしたら元に戻るのだろうか?
なんて事を考えていると、首にかかっていた圧力が消えた。

「ゴホ…ケホッ…!!」

いっきに肺に空気が入り咽せる。

「マスター大丈夫ですか!?」
「ったく、何やってんだよ?帯人は?」

カイトとアカイトだ。

安心した瞬間、涙が溢れてきた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

新しい生活____ピ ン チ!?

ヤンデレってこんな感じ?
なんか良く分からない;

帯人は、有紗が男と歩いている所を発見して、こんな行動をとった的なw

男は有紗のいとこのお兄ちゃんですww
もちろん反省しますよw

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投稿日:2010/02/03 21:10:25

文字数:533文字

カテゴリ:小説

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