何色でもない涙に潰され
霞んだその目で正面見据えて
当然なんにも見えない始末で
無能な感情回路に苛立つ

感動少々負傷を少々
感性削いだら案外馴染めた
呼吸も歩行も調子も合わせた
立派に平らな大人に成れたよ

首もと揺れる洒落た輪っかが
不思議に何故か誇れる年頃
そんな感じに落っこちました

洒落本理屈に心躍らせ
繰り越す日常走り出せたら
戯れ句織り成す虚像幸福
糞肉共が夢の後ガス
KISS MY ASS
煌めく最低は如何かな？

焦って力んで努めてみたって
見開き閉じてる視線で転んで
理解も機会も失う被害で
起きてる全てに及ばぬ理解度

ザラツくノイズが五月蝿く響いて
思考も身体も止まったみたいだ
錆びてく速度に身体を預けて
蜂起も躍起も失う間抜けを

器用に白い道を選んで
渡って歩く事さえできない
だけど笑顔な矛盾の理想家

雑魚的代価な日々を踏み絵に
密かに懐隠し忍ばす
人に言う気も義務もない意味
いつかは腐る人の業でも
KISS MY ASS
死ぬまで付き合って愛しなよ？

KISS MY ASS
くたばり生きるも生きつつ死ぬのも
同じで異なる異様な同様
糞肉共が夢と散れ