誰でもご存じでいる 合言葉とか
誰にも教わってきてないし
霞のような息して 忍んでいても
不意を打つ問いと表舞台
隙は見せられない
そんな臆病を生きる
半ば虚ろの笑み
声には分厚い布を
ほら本音を見せたならば
他人に汚されていく根っこ
きっと嘘だけが優しい味方で
寄り添ってくれる
口が滑ったこの度 声が溢れて
覆水は盆には返らない
時を操る呪文を 知る人なんて
生まれてこの方で知らないし
冷えた空気に救いはないかと
辺りをキョロキョロキョロキョロ
見渡してみたけれども
崩落してく未来が見えてるだけで
手のひらをギュッと強く握った
時を巻き戻せず
全てがひらりと消える
拾い集めた声に
誰もが背中を見せる
どう?本音を出したならば
関係はガラスよりも脆く
みんな見せかけの糸でつながった
一人様同士
転落注意なんてね わけわかんない
足元は確認したのにね
ぼやけた進路上手に 歩けてきたと
いつからか一人思い込んだ
落ちる速度はとんとん拍子で
掴まる場所などどこにも
見つけられないでいるよ
転落しても明日はまたあるわけで
それこそ更に深い穴の底で
自分晒して許される
そんな毎日を夢見なかったわけじゃない
僕だって 僕だって
僕らしくいて
誰でもご存じでいる 合言葉とか
誰にも教わってきてないし
霞のような息して 忍んでいても
不意を打つ問いと表舞台
口が滑ったこの度 声が溢れて
覆水は盆には返らない
時を操る呪文を 知る人なんて
生まれてこの方で知らないし
みんな普通に生きてる世界が
僕にはどうあがいたって
難しくて彷徨(まよ)ってる
声を飲み込むそれだけ 守っていれば
今でも影の一つでいられた?
転落注意だってさ もう遅いけど
穴の底にはいったい 何があるのか
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