わざとひとつ手前の駅で電車を降りた
誰もいないホーム
白色の外灯
無機質な改札

いつもよりは時間がかかる
でも帰れない距離じゃない

私とあの人との距離だった

わかってくれって泣いたけど
わかってもらおうとしなかった

わかっているつもりだったけど
全然わかっていなかった

緩やかでも急でもない坂道
小さくなる電車
橙色のトンネル
見慣れた街並み

立ち止まっては夜空を見上げた

わかってほしいと願ったけれど
わかりあうことができなかった

わからないと嘆いたけれど
嘆きはあなたを失望させた

あの頃みた夜空の星はとても悲しく
見上げる度に涙が落ちた

それでも毎日かかさずいった
「ただいま・・・。」

あの場所は私が帰るべき「家」だった
私の心の「家」だった
暖かい思い出
あふれた笑顔

あれから5年がたった
あの日の「私」に伝えたい
悲しみは今もそのままだから
願いはなにも叶わなかった

今度はもっと遠くの駅でおりて
もう振り返らなくて済むくらい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ヒトエキマエ

5年前の自分のことを詞にしてみました。
考えてることは変わらないけど、しょうがないと割り切れるようになってしまった。
そんな大人になってしまった寂しさをこめてます。

閲覧数:124

投稿日:2008/09/28 21:54:27

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

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