君は私が生まれる前からいたよね。


君はいつも誰かを支えてくれる。


君は私も支えてくれる。


君にも「寂しい気持ち」とかあったりするのかな?


そしたら私が君の側に居てあげる!





君がいつも側に居られますように─────・・・・・・










【ゆめゆめ】君は一人じゃないよ【自己解釈】










「私のことはさておき、君のことが聞きたいんだ」


そんなこと聞かれたら、君はどんな顔をするのかな?





笑顔?困った顔?泣き顔?怒り顔?


うーん・・・・・・どれだろう・・・・・・?





「いつも輝いてる君の色って・・・・・・なんだったっけ?」


ごめんね。たーくさんあったはずなのに、今ではもう覚えてないんだ・・・・・・。


でもその分君をカラフルにできるよ、よかったね!





赤、黄色、水色、黒、オレンジ・・・・・・


ほら、とっても可愛くなった。


また、君と遊びたいな・・・・・・なーんて、君は叶えてくれるかな?


君はとっても優しいから、いつも私のお願い叶えてくれる。


だから今度は、君のお願い叶えたいな。










私はいつの間にか、机で寝ちゃっていた。


とってもカラフルで、楽しい夢。君と過ごした、たくさんのキノウ。


キノウがずっと輝いて、ミライにやっと届くとき、願いを叶えてもらえるんだ。





・・・・・・あれっ?なんだか騒がしい・・・・・・。


私は目をこすりながら起きてみると・・・・・・─────君がいた。


君が、私の描いた姿でやってきてくれた!





すると君は「サヨナラ」と小さく呟き、そしたらフシギな扉が現れた。わぁお、すごいね。


そしたら君はその扉の中に入っていった。


私のその後を追っていった。



だって、いってほしくないんだもん。





 ☆  ☆  ☆





「待ってー!」


そう叫んでも、君は待ってくれない。


それに君はとっても速いから、全然追いつけない。うー><。





そうこうしてくうちに、屋上(・・・?)に出てきた。


あ、君がいなくなっちゃう・・・・・・ヤダ、待ってよ!


ハローだって、サヨナラだって言ってないんだよ!





「君はなんで、叶えたら消えちゃうの?」





そんなことにさえ、君は答えてくれない。・・・・・・意地悪だよね、私のお願いは叶えてくれるのに。


きみはいつもそう。違う場所でハローって出会ったって、君はサヨナラ待たずに消えちゃうの。


私は君が消えちゃう前に、言ったの。今、君に伝えたい気持ちを。





「離れたってまた照らすよ! だって・・・・・・君のこと好き───ううん、大好きだもん!」





言い終わった瞬間、君は姿を消してしまった。





もし、次に君に出会えるなら・・・・・・。そのときは君に─────





 ★  ☆  ★  ☆  ★





「私のことはさておき、君のことが知りたいんだ」


そんなこと聞かれたら、君はどんな顔をするだろう?





色々考えてみたけど、やっぱり君は笑顔になると思うんだよね。


それは君の笑顔しか見たことがないからかな?





「あれれ?」


そういえば君の名前が浮かばないや。


っていうか、そもそもずっと知らずに過ごしてた。


だって、呼ばなくてもいつも側に居たんだもん。


・・・・・・これじゃあピンチ。宿題の作文が書けないorz。





そうだ、名前を考えてあげよう!


それじゃあ・・・・・・


考えたとき、あのとき描いた絵を思い出した。


大好きな君の絵。そういえば何処にいったんだろう?





・・・・・・そうだ!「 ゆめ 」とかどう?可愛いでしょ?


これなら、寝てるときも君に会えるよ・・・・・・いや、忘れて。恥ずかしいから(笑)





 ☆  ☆  ☆





「・・・・・・あれ?」


ふと気がつけば、私が立っていた場所はあの屋上。


ってことは・・・・・・!





私を後ろを振り向く。


そしたら・・・・・・やっぱり、君が居た。





だけど・・・・・・やっぱり、すぐにでも君は消えちゃいそうなんだ。





だから、私がなるべく少ない言葉で、そしてちゃんと伝わるように君に言った。


「ハロー」 また、出会えたね。


「サヨナラ」 私の「 ゆめ 」。


違う人にとっても、夢で在り続けてね。





そのとき、君は微笑んだ。それで思わず私は手を伸ばした。





だけど君は消えた。





 ☆  ☆  ☆





「───!」


目覚めたら私の部屋。どうやら寝てたみたい。


私は気づいたら、涙が出ていた。なんで涙が出ているかは分からない。





君に会って、笑ったり泣いたりで。


強くなって弱かったけど、何個も叶えたよ。


わたしの「 ゆめ 」を。





 ★  ☆  ★  ☆  ★





最近、ちっとも楽しくない。


私は一人、街を歩いていた。


目に映るのは楽しそうな人たちの笑顔。・・・・・・いいな。





こんなときでも思い出すのは「 ゆめ 」だ。


君は私に勇気をくれた。元気をくれた。笑顔をくれた。


だけど君が側に居なくちゃ、勇気も、元気も、笑顔も沸いてこない。


ねぇ?─────君に会いたいよ。










〝ひとつ叶えて、 パッて忘れて。  寂しくなるよ、 悲しくもなるよ。〝










・・・・・・君の声?


君の声、聞くのは初めてのはずなのに・・・・・・なんだか聞いたことのある声・・・・・・。










〝それでもいいの。 どっかに私を叶えたい人がいてくれるから・・・・・・。〝










・・・・・・ねぇ?


最後でもいいから、私の「 ゆめ 」叶えてもらってもいい?


私ね・・・・・・


君を寂しくさせないように、したいの!!!





お願い!!!!!





 ☆  ☆  ☆





「─────! ここは・・・・・・?」


見覚えのある部屋。机ですやすやと寝息を立てる・・・・・・私!?





・・・・・・あ、ヤバイ。私が起きちゃった。えっと、確かこうすればいいんだっけ・・・・・・。










「サヨナラ」


小さく呟き、フシギな扉が現れた。うん、やっぱすごいね。


「私」はその中に入る。私もその中に追うように入る。


そして鬼ごっこをする。




私は一生懸命、「私」についてくる。・・・・・・ふふっ、可愛いな。


「私」は思わず微笑んだ。





屋上に出た。あとは消えるだけだよね・・・・・・自然に消えたりするのかな?





そのとき、「ギュッ」と私が掴んできた。・・・・・・ヤバイ、追いつかれた。


私は、「私」に言った。私の手に、あの絵を渡して。










───「アリガトウ」って。










私が君に言おうとした言葉。私の「 ゆめ 」。


私はしばし呆然としていると、私のほうから消え始めた。










そっか・・・・・・「私」、分かったよ。もう分かった。


私は、一人じゃない。


私が歩けてるのは、


笑ってる君がいるからなんだね!!!





 ~Fin~

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【ゆめゆめ】君は一人じゃないよ【自己解釈】

◇・・・・・・gdgdだ。またリベンジしたい・・・・・・なーんて(笑)
◇いろいろと歌詞無視した・・・・・・スマソ。


[偉大なる本家]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1326377405

閲覧数:3,375

投稿日:2012/04/25 23:09:33

文字数:3,092文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    ……小説読んで自然と涙出てきたのって多分8年ぶりぐらい……。

    原曲も聴いてて涙出てくるけど、やっぱりこれも『ひとつ叶えて、パッて忘れて。~』から涙溢れてきた…。
    それこそすすり泣いてて親が怪しんでのぞいてくるぐらいww(実話!!)

    2012/04/27 20:14:31

    • 雪りんご*イン率低下

      雪りんご*イン率低下

      ターンドッグs≫
      メッセありがとうございます!


      こんな駄文の塊に泣いてくださるなんて・・・・・・感謝ですっ!

      原曲は六兆倍素敵ですもんねっ! ウチは(もちろん曲が)『ハローまた出会えたね サヨナラ僕の「ゆめ」』から涙線崩壊・・・・・・
      www実話wwそれは大変な目に会いそうですねwww

      ブクマ感謝です!

      2012/04/27 20:39:40

  • 市川

    市川

    ご意見・ご感想

    すごいです・・・!感動しました!
    ゆめゆめの小説を作ろうと思ってたので参考になりました!

    歌詞と一致していていいですね!!

    2012/04/26 23:09:07

    • 雪りんご*イン率低下

      雪りんご*イン率低下

      市川 リリァs≫
      メッセありがとうございます!

      そんな感動だなんて・・・こんな駄文の塊に感動要素などありませんよ
      本当ですか!? リリァさんの小説できたら読んでみたいです!

      いえいえ、そちらこそブクマまで・・・・・・ありがとうございますっ!(涙)

      2012/04/27 18:18:05

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