独り声峰に差す哀れな空を詠む
じき暈ける縁のべつ夢でも止ませぬ
音楽いろはうた

浅き意識被く薄い汽空域
再生、静止築く芸劇
エゴ寓す声功奏す？
嘘こく？

ひた学ぶ日夜リズムで理詰め
萌ゆる芽欲し枯れるのさ
散りぬるとそこに肥ゆる健気な地

近くの音「ドレミ」を活かせる世界を見れど遠のく価値

愛が咲く
絶えなくそこに
始めよう
戻れぬ繰り返しを

溺れる熱り揺れて寄せて笑む
苦痛も鈍り詭弁の中
時に気づく錯覚似非の癒えを

浴びるメロ乗せる詩歌はいつでも
込める自我ハイグレードのレプリカ
悪質に踏む夜を我詠み放つ世界

遭う書く挿す断つ
鳴かぬが這ふまた紡ぐカスタム
揶揄食むかラリるかわんわん泣くか
救った巣食った音と詩の在り処は？

嘯吹く見向きもされぬ言葉揺らす
非論に骨折り刹那を殺めて陰る命
私よ前へ

定礎甘味ムラ気計る届く揺らぎ知恵晴る夢幸
名誉轍疲れ奈落燃ゆる縋り見栄泣く捨て闇

馬鹿な頭さながら浅はかな仮名
だから彼方鮮やかな輝きに
日々じりじり魅入りいちびり
生き字引気味に知識に満ち満ちる
来る鬱屈苦痛夢遊？現？
ループするスヌーズ狂う文机
ねえねえメーデーメーデー
得手で攻めれねえでへべれけ

忙しなさの中には、確かに喜びがありました。
これは私の唄。私のためだけの唄。

いつしか、私は、喜びを忘れてしまいました。
これは誰の唄？　誰かのためだけの唄？

赤くて青い混ぜてゆかり繋ぐ

愛が咲く
絶えなくそこに
続けよう
初めてと、いつも通りを、君と
繰り返しじゃない今を

一人声峰に差す哀れな空を詠む
じき暈ける縁のべつ夢でも止ませぬ
音楽いろはうた

抜かす下世話不平や呆れ理知は他所
緩む頬ヒミツの声モロに目を覚ました道楽
なんてね