【ボカロで童話・2】孤独な少女に幸せを・中【マッチ売りの少女】

投稿日:2012/03/01 20:41:21 | 文字数:2,358文字 | 閲覧数:901 | カテゴリ:小説

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Q.二ヶ月以上放置しててこれってどういうことなの
A.本当すみません
Q.しかも何?続くの?
A.次こそは、ちゃんとやります…orz

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TEXT
 

「…」


あれ?マッチ売りの少女って、こんな話だったっけな?


「へぇー、なんか少し悲しいね」


うん。
元から悲しい話ではあるけどよ…
なんかいろいろと違ってんぞ!?


「でもこれからどうなるのかなー?」
「…うん。それはオレも気になるところ」
「続き!お願い!」


ということで、再びページをめくる。







----------







「グミちゃーん、ご飯だよー」
「……今行きます」


あれからグミは、ミクの家に居候することになった。
グミは酷い仕打ちをされるのでは、と恐れていたがミクたちの優しさに心を開きつつある。


(でも、完全に人を信用することはできない…)


グミには、カイトが自分にしたことが忘れられなかった。
毎日が怖かった。






そんなある日のこと。


「グミちゃんグミちゃんグミちゃんグミちゃああぁん!?」
「……どうしたんですか?」


ミクが今日の新聞を手に、大慌てでノックもせずにグミの部屋に転がりこんだ。
ちなみにグミはいたって冷静だ。


「はぁ…はぁ…ぜぇ…」
「…とりあえず、落ち着いてください」


全力ダッシュで部屋に転がり込んだミクは、案の定息切れしていた。


「あ…あんたの写真載ってるよ!?」
「…ほえ?」


グミは目を丸くした。


「『とある少女が行方不明に』…なんで?」
「…あいつが、捜索願なんか、出すわけない」
「じゃあ…誰が?」


グミとミクはしばらく沈黙。
長い沈黙を破ったのはグミだ。


「…今のところ、私の存在を知っているのは…ミク、おとうさん、おかあさん、あいつ、だけだと思う」
「私もお父さんもお母さんも、捜索願は出していない」
「居候して、ごめんね」
「いやいやいいよ。友達or家族増えたし…そうじゃなくて」


ミクは頭をぶんぶんと振ってから話し始める。


「むしろ、役所とかには『うちで養ってる』みたいなことを言ったんだけど」
「…この国の人とかって、悪い人だよね。役所は、まともに機能、してないでしょ」
「デスヨネー」


じゃあなんで…?
二人は顔を見合わせた。


「…第三者、優しい人(?)が、そうした…とか?」
「まさか。この国にそんないい人めったに住んでないよ」
「…住んでない?…あ、今この国に滞在してる人…とか、は?」
「…それだ」


そうなると、人物は限られてくる。
当てはまるのは、治安の悪い国などで活動し、その国の治安をよくしたりする人物。
ミクたちの頭に浮かんだ人物は二人しかいない。

元々は自らも孤独で、傷つくことになれていた人物。
ある童話の人物と同じ名前を持つ、わずか十四才の少女。

その少女と同じ国の出身で、村の人々から迫害を受けた少年。


『赤ずきん』と『狼』。



*



なんとなく検討はついたものの、会い方は分からずじまいだった。
とりあえず二人に会うために(?)グミとミクはある作戦に出る。

その日はクリスマス・イヴだった。
グミはあるアイテムを手に、作戦に出た。



「マッチいかがですかー?いらっしゃいませー」


そう、商売。
大きい広場で手持ちのマッチを売るだけの、簡単なお仕事。

もちろん、こんなんだけでは売れるはずもない。
そしてグミはある行動に出る。


「はいそこ危ないよーどいてー!」


積み上げた木に着火。
真冬にキャンプファイアーをするだけの簡単なお仕事。


「どーですか!マッチ一本でこんなにあったかい!」
「今ならポイントがつくよ!いらっしゃいませ!!」


なんのポイントがつくのだろうか。
そして危ないので、すぐに消火。


「さらにこのマッチ凄いですよ!…ほらこれ」
「なんとこのマッチ、組み立てれば城ができちゃうよ!あら不思議!」


なぜマッチで城がわずか数分で建つのかは謎である。
でも凄く地味である。
はっきり言って、こんなんでウケるはずがないのだ。

だが。


「今なら罵ってあげるわよ?」
「買ったああぁ!!」


なぜ買う人がいるのだろうか。
普通は逆効果である。


「ふん…この私、がマッチを売ってやってるのよ?
 光栄に思いなさい、豚野朗ども」
「ふぬおぉぉぉぉぉぉぉおおぉっぉっぉ!!!」


どういうわけか、信者急増中である。


「…ねぇ、ミクって、そういう、シュミが…?」
「ん?あぁ、ただの演技だけど」
「演技とは、思えないんだけど…なんでこんなんで、ウケるの…?」
「…前に、最近の男は美少女に罵倒されることに興奮するって、噂で聞いた」
「皆が皆そうとは限らないからね!!??」


グミがマジツッコミである。
しかも自分で美少女と言うあたりが痛い。


「ほら、グミもなんかやって!」
「え、えー?私、何やればいいか、わかんないよー」
「ほら、なんでもいいから早く!」
「えーと、えーと…
 じゃ、じゃあなんか、歌います!」
「はぁ…じゃあグミ、責任持ってね?」


ミクは「やっちゃった…」と思っていた。
そしてグミは息を大きく吸い、


「孤独な科学者に 作られたロボット」
「…グミってパソコンとかやらさそうなのに…」
「萌えのココロ手に入れた キセキ」
「しかもそっちかよ!?」


しかも無駄に上手いという、才能の無駄遣い。


「全然つかめないきみのこと 全然知らないうちに」
「はぁ…最初にネタ曲を歌うな…」


はたして、こんなんで捜している人物は見つかるのだろうか…



*



「ふーん…次に称号をもらうのは、あの子…かな」
「どうすんだよ?あの子、そんなに凄いようには見えないけど?」
「昔の私に似てる。将来大物になるよ、ありゃ」

のほほんと生きる物書きです。
ギャグから真面目なものまでいろんなジャンルの小説を書いています。
…のはずが、最近はがくルカを書くことが多いです。


IN率低いです。
マイページ以外では「かなりあ荘」というコラボに出現します。

全体的にgdgdなものが多いです。
小説は、自己解釈もオリジナルもやってます。
だいたいはその場のノリで書いてます。

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作品へのコメント1

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    ご意見・感想

    なんと!『赤ずきん』と『狼』ですって!?(((
    wktkにも程があるだろう!!(((黙

    次回楽しみにしています!(wktk~

    2012/03/01 21:08:33 From  雪りんご*イン率低下

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    メッセージのお返し

    うふふ、ひみt(((
    wktkありがとうございまs((((斬

    頑張ります、ありがとうございます!

    2012/03/01 21:16:45 ゆるりー

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