揺れてる風 広い空 雲もない 空の下
穏やかな日の 穏やかな家 暖かい 昼下がり

見渡す限りの草原 あの三角屋根の家
故郷です。 わたしたちの 故郷です。

連絡できずにごめんなさい その後お変わりはありませんか
この手紙を読んでいるのなら 無事届いたという事ですね

都会暮らし 慣れた頃でしょうか 狭く騒がしい
人だかりで わたしはもう 思い出せません

見渡す限りの草原 あの三角屋根の家
故郷です。 わたしたちの 故郷です。

やっと、帰ってくることができました
あなたを想う生活でよくなりました
やっと、帰ってくることができました
あなたを待つという幸福が此処にはあります

暖かい 昼下がり シリアルミルク 懐かしくて
ビール瓶は どこにもない 枯れ尾花の 幽霊か

見渡す限りの草原 あの三角屋根の家
おかえりなさい。 おやすみには まだ早い

河川は澄み切り透明です 夕暮れまで遊んだ場所です
いっつもわたしは泣いてばかり ぼやけたままの夕焼け茜

風車の塔 秘密基地を照らす 懐中電灯
回ってます。 あの頃だけ フルハイヴィジョン

見渡す限りの草原 あの三角屋根の家
故郷です。 写真のような 故郷です。

やっと、帰ってくることができました
あなたを想う生活でよくなりました
やっと、帰ってくることができました
幸福な時間に体感だけが遅れていきます

鳥の鳴く声 虫の音 もう暫く 聞いてない
草木を抜ける 風道すがら 髪を梳く 散歩道

見渡す限りの草原 あの三角屋根の家
故郷です。 わたしたちの 故郷です。

太陽はまるで空の嵌め絵 影はいつまでも恥ずかしがり
優しい毛布のような夜が 眠る事ない街が 眩しいです

シリアルミルク 澄み切った河川を懐かしんで
風車の前 目を閉じても歩ける道で

見渡す限りの草原 あの三角屋根の家
故郷です。 わたしたちの 故郷です。

やっと、帰ってくることができました
同封してる写真をどうか見てください
やっと、帰ってくることができました
あなた以外何も要りません お待ちしております

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

郷愿

SCP-4195-JP - 偽郷
執筆者: terukami
本家記事: http://scp-jp.wikidot.com/scp-4195-jp
CC-BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)

もっと見る

閲覧数:53

投稿日:2026/05/23 15:52:45

文字数:877文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました