「…あれ?」

目を覚ますと、病院だ。

「やっと目、覚ましたよぉ」
「誰だ!!っ!!?」

いきなり現れた夢羅を見て起き上がるが、腹を走る痛みに蹲る。

「無理しなぁい♪僕は有珠サマを回収しに来たの」
「ボロボロな状態で良く言うな」

完璧に実体化出来ていないのを見て、鼻で笑う。

「ありゃ~?流石は同類!バレちゃったかぁ」
「どうせ、有紗にでもやられたんだろ?」

有珠は手を目の前に出し、何かを握るような形にする。

すると、掌の中に、純白の銃が現れる。

「動けないからって、それは無いでしょ」

あはは!と笑う。

「お前、馬鹿か?とっくにステージプログラム発動してるぜ?」
「!?へぇ。コピーのくせに」

夢羅は分解しかけている掌を前に出し、武器を出す。

「鎌…。お前かよ。俺を襲ったのは?」

クスリと夢羅が笑う。

「へえ~?でも、分かった所で何も起きないよ?」
「どうだか?殺戮型は俺以外にも居るぜ?」
「!!!?」

いきなり、現れた第三者の攻撃をスレスレで避ける。

「危ないなぁ。殺戮型ボーカロイドじゃん。ちゃんと処分しなきゃダメだよ?有珠サマ」

ニヤリと笑う。

「危ないのは、君も同じですよ?」

KAITOが日本刀を構え、襲いかかる。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

新しい物語*裏___回収しに来ましたぁ♪

ボロボロな状態の夢羅とKAITO
どちらが勝つかな?

閲覧数:134

投稿日:2010/02/14 00:37:47

文字数:535文字

カテゴリ:小説

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