雨が降る日
君の声と
優しげなその顔に
見惚れてしまった
心の雨があがるようだった
卯月と水無月の
間に降った雨は
甘くて 切なくて
僕の心を
満たしてゆくんだ
S
君は睡恋
僕は蓮の葉
他に隠れてまぎれて
みつからずに
睡蓮の花のように
きれいな君が
僕をみて欲しいなんて
願ってしまう
晴れの合間
君は僕の
手を握ってくれてさ
なぐさめてくれた
叶わないとわかってしまった
涙の雨が降る
あの日に降った雨は
甘くて 切なくて
言葉に したいけれど
君の心を
濡らしていくだけ
S
君は水仙
僕は夢見た
いつか君とむすばれて
大好きって
あじさいの花のように
咲いている君が
笑顔でいるならそれで
とはいえないよ
大切だと
想えること
がこんな愛しい(かなしい)って
だれが決めたのか
心の雨はしとしとふってく
涙の雨が降る
あの日に降った雨は
甘くて 切なくて
言葉に したくても
僕の心も
濡らしていくだけ
S
君は睡恋
僕は蓮の葉
君の姿 笑顔 声
全部が好き
時雨は僕も君も
濡らして離して
傘をさしてあげたい
とはいえないよ
僕はきこえないように
「好きだよ」って
そっと、そっと月夜に
語りかけた
それでも届いて欲しかったんだ
雨が降る日
君の声と
優しげなその顔を
好きになったこと
僕は忘れないよ
-ずっと ずっと想うよ
ずっと ずっとここにいるからー
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