タイトルバックに浮かぶ
焼け付く 鏡の空
安寧   秩序を壊せ
いつから 初めから無い

証が灯るのはいつ
約束   する素振りも
冷たい  雨のようだと
くちぐち 路地の猫も

僕等の 目指した未来は
脆くも 崩れてく
誰もが 叶わぬ想いを
嘆く  眼で

生き抜く事が
正義 だとしたら
なんて言い出せず
戻る針を見てまわれ右

手と手 合わせて 
僕 が好きだろ?
なんて言い当てる
貴方 は嫌いと 
嘘 の 嘘 な の 


カーテンコールに向かう
終わらぬ この世界を
見ている だけの観客
責めてる 形だけでも

朝陽が昇る何度も
繰り返しまるで変わらず
昨日と同じ パンだけ
ジャムなし これも台本(シナリオ)

彼等に たちはだかれ今
痛みも 糧となれ
貴方に 托した言葉を
待ち  望む

生き抜く事が
正義 だとしても
なんて言い訳を
嫌がる私がそこにいた

手と手 合わせて  
嘘を ついてる?
なんて言い当てる
貴方 と過ごした 
過 去 を 繋 い で


叫びを  鼓動になぞらえ
踏みしめ 駆け抜けて
願いと  手と手をひとつに
盾など  蹴散らして

忘れた 物などないから
枷など あるはずも
確かな ことならわたし
人間(ひと)じゃないの   


掲げた腕に
紐からませて
下ろすの この幕を
貴方と一緒に居たいけど  


逆巻く風に
髪解(ほど)かれて
あの手を 思い出す
揺らぐ胸の音


渦巻く砂に 
舌縺れさせて
なんて 言えばいい
指で 宙を指し
合図する


生き抜く ことで 
始まるのなら
最後に 言いたいよ
貴方の眼を見て 

声 を 襲 て

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Screen (仮)

きのさんの【重音テト】タイトル&歌詞募集(http://piapro.jp/content/c2lrw469ue8llcm0)へ応募しました。

二次元のあちら側にいる彼女達がこちら側の我々に反旗を翻します。
悲しみは繰り返され、幸福はリセットされる、
作品の中での出来事は彼女達にとって不変です。
ボーカロイドが自らの意思で動く事を云々考えつつ作詞しましたが、
基本的に解釈は自由だと思っています。

閲覧数:157

投稿日:2010/02/01 15:21:09

文字数:701文字

カテゴリ:歌詞

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