静かな寝息 私より年上なのに少年のような寝顔
思わず笑みがこぼれる

私の膝枕で気持ちよさげに眠る彼の髪はサラサラでやわらかで
身体はとても暖かで 息を吸うたび動く肩は
やっぱり男の子なんだと意識させるには充分しっかりしてる

いつもは少し意地悪で不器用なところもある人だけど
こうして寝ているときはとても可愛く思えて

愛しいって そう、改めて認識したよ

彼の額に口づける そっと 起こさないように
愛しい 彼が愛しい 愛しくてたまらない
僅かに身じろぎした彼に 優しく告げた言葉

「おやすみなさい」



優しげな声 幸せそうに年上の彼は寝言をこぼした
思わず笑みがこぼれた

私の膝上でむにゃむにゃと可愛らしく何かを言う彼は幸せそうで微笑ましくて
よくは聞き取れなくても やんわり微笑むその表情は
この上なく幸せそうで私をドキッとさせるには十分で

いつも耳元でささやく声は甘やかで優しさにあふれていて
まだまだ泣き虫で幼稚なところもあるけど

大好きだよ そういうとこも全て愛してる

彼の髪を撫でてみる そっと 起こさないように
愛しい 彼が愛しい 愛しくてたまらない
すやすやと眠っている彼に 微笑み ささやく言葉

「いつもありがと」




彼の名前をつぶやいた とても 小さな声で
愛しい 彼が愛しい 愛しくてたまらない
うっすらと目を開いた彼に キスをして 言ってみたよ

「おはよ。とてもかわいかった。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ほっとすりーぷ

好きな人が寝オチしたときにふと思いついたものです。もう寝言可愛すぎました。

閲覧数:117

投稿日:2013/05/15 22:58:20

文字数:615文字

カテゴリ:小説

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