笑うタイミングを見定める 皆の好きが私の好きで
並んだお揃いの背中を お澄まし顔して必死に着いていった

あの子にはこっちの顔で この子の発言に否定はしないで
友達という名の病を 気付けば患っていました

八月のアイスが 半額のアイスが 奥底で忘れ去られているような
好みでもないのに都合よく頬張っては 残りを見て見ぬ振りをした

メーデー、メーデー、
未開封の熱情は今日も冷凍して
大きな空き箱はまだ満たされないだけ
私が居なくたって世界は回ることを
知らないでいたくて 溶けていく

イルミネーション、ビルの明かり、年の瀬、絶え間のない人通り
他人のため身を溶かすのは 思えばいつからだったっけな

酔生夢死が わずかな矜恃が 私を諦めさせてくれないけど
東京の雨が雪に変わる予報 いっそ共に消えてしまえたなら

惚れた腫れた繰り返す書きかけの愛憎も
くだらない摩擦と放課後の後悔も
どこにもない居場所の在処を 全てを
知りたくて 痛くて

「孤独と孤立は別物だ」って
「付き合い多いと疲れるよ」って
私の事何一つだって分かっちゃいないだろう

ただ心のまんま叫べるような 心から笑い合えるような
どうしようもなく そんな私に会いたくて

メーデー、メーデー!
未開封の熱情を解凍したくて
空き箱の満たし方をねぇ教えて
私が居なくたって世界は回ることを
知らないでいたくて

『さほど不幸じゃないって私分かっているから』
胸の奥で叫んだ最大のレジスタンス
見当たらない普通の在処を 全てを
知りたくて 言えなくて
知らないでいたってもういいんだ いいんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

熱情的アイスクリーム 歌詞

拍子=6/4,5/4,4/4,2/4
BPM=184
Key=C#⇔E

閲覧数:37

投稿日:2024/12/08 22:00:12

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

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