テトは迷っていた。ミクを選ぶか、ネルを選ぶか。
実はこういうことだ。
ミクと遊べば、KAITO兄さんやMEIKO姉さんたちと遊ぶことになる。彼ら年長組が、何か遠くの面白いレジャー施設に連れてってくれるかもしれない。
ネルと遊べば、3人は近場でバカ騒ぎになりそうだった。
結論は早めに決めなければならない。
テトはその時に気が付いた。どちらにもミクが居る。
決断の時が来た。
テトは悩みに悩んだ末に、ネルに決めた。
彼女はすぐにネルとミクに連絡した。
翌日。
3人は人工波があるサーフィン施設に向かった。
ネルがどうしてもサーフィンをしてみたかったらしい。テトとミクはそれに乗ったかたちである。
「「「すごーい」」」
人工波のプールを見て3人は感嘆の声をあげた。
3人が思っていたよりも波がしっかりしていて、人工波はサーフィンを楽しめそうな波だった。
さっそくテトたちはボードを借りた。
「誰が一番先に波に乗れるか勝負しない?」
ネルは自信満々に言った。
「いいね。最下位はみんなにパフェをおごること」
ミクは悪い笑みをテトたちに見せた。
「最年長の意地を見せてやるよ」
テトはかるく腕を回した。
「「「よーい、どん!」」」
結果はーーミクが最下位で、テトは2位、ネルが1位だった。
「とほほ。ポニーテールにしとけば良かった」
ミクは悔しそうに言った。
休憩を挟んでテトたちはフードコートに向かった。
ミクが悔しそうに財布を振る。
「「ありがとう!」」
テトとネルはパフェをごちになりました。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

仲良し3人組

仲良し3人組がレジャー施設で遊ぶ話です。
ショート小説。


三人称について少しだけ分かったかも。
あと、小説書いてる時の頭の余裕が増えて、キャラクターの設定などを考慮しながら書く余裕が少し増えてきた。
これからも少しずつでも成長したい。
読んでくださってありがとうございます。

閲覧数:(計測中)

投稿日:2024/07/15 11:05:48

文字数:668文字

カテゴリ:小説

オススメ作品

クリップボードにコピーしました