冷めた指で髪にふれて
時が凍る溜息をつく
出逢うはずのなかった二人
止まる心が動き出した

また逢えると指折り数えた日々
独りでいる夜明けが怖くて

淡き夢 還る雪
離れてもまた巡る
遠い日の約束は
孤独に咽び泣く

凍りついた花の
一夜のすれ違い


二度と逢えないと知りながら
今も忘れない夜を待つ
過ぎた過去に縋りついて
いつも同じ夢を見るだけ

溶けた色で汚れてしまうのなら
貴方の手で融かして欲しかった

朧気に降る雪は
面影に舞う涙
叶わない願いなら
このまま忘れたい

淡き夢 還る雪
離れてもまた巡る
遠い日の約束は
孤独に咽び泣く

凍りついた花の
一夜のすれ違い
重ねた待ち惚け
やがて訪れる雪融け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

融雪

雪女のうた

閲覧数:344

投稿日:2020/01/30 21:30:08

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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