■春色カーディガン■

彼女の口から
色とりどりの
花弁溢れ出しては
何処か奇妙な静寂に
蝸牛が首を傾げた

時折一番の風が吹いて
花弁を撒き散らしては
去って往く

僕の春色カーディガン
取り上げた侭

彼女の唇は何も
紡がずに溢れる侭
唯々花弁零すだけ

少しだけ涙
落としたくなる
泣き虫なあの子なら
泣いてたろうな
そんな味残して

彼女は花弁を
溢れる侭吐き出すと
干からびた様に
朽ちて往く
春の夜の夢の様

一番の風が大きく吹いて
僕の春色カーディガン
落っこちて来た

敷き詰められた花弁の上に

2007年3月12日月曜日

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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春色カーディガン

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投稿日:2009/03/29 22:02:26

文字数:272文字

カテゴリ:歌詞

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