A
締め付けられた心には
祈りの言葉も遠くて
たったひとつの星屑さえも
掴めない
空に輝くものすべて
霞(かす)む眼に憎らしい
誰ひとり救えないと
地上に這う蜥蜴(トカゲ)は云(い)う
B
落ちてゆくのは
キミの命
眩しいほどに
燃え ながら燃(も)ゆ
海の底 二度と逢えないの?
S
嗄(か)らした願いは
ただ、走り出した
楔(くさび)に躓(つまず)き
時の調べに胸を打つ
のばした掌
抱きしめたはずの
命が溢(こぼ)れ満たした
記憶のざわめき
キミに代わるものなど・・・
A
問い続けた 神様には
並ぶ星は冥(くら)く
何ひとつ見えないまま
流れ散って知るのだろう
B
溺れゆくのは
愛の標(しるし)?
狂おしいほど
溶けてなお燃ゆ
海の底 時は戻らない
S
尽き果てる朝に
気づいてしまった
どうして手放し
その願いに耳塞いだ?
傷ついたキミを
抱きしめたはずが
腕の中には私ひとりが泣いてた
キミのいない日々など・・・
C
傍にいればただ、
キミは「強きひと」なんでしょう
どんな暗闇もその光は消せない、けれど
海に沈む星屑が
ふたりの時を映し出して
キミを見れずに
希望に縋(すが)り
残された痛みに
逃げ出す
LS
嗄(か)らした願いは
ただ、走り出した
楔(くさび)に躓(つまず)き
時の調べに胸を打つ
のばした掌
抱きしめたはずの
命の叫びに醒めた
記憶のざわめき
キミに代わるものなど・・・
星の降る丘
すんさん確認用です!
今回のテーマに追加するイメージは、
海に沈み、力尽きる少女の心に、海底に沈む星屑がふたりの過去を映し出します。
そこで彼女は「どうして姉との時間を捨ててしまったのだろう」と後悔します。
もちろん姉を助けたかった。けれど、苦しむ姉と、その最期をみとることへの恐れから逃げ出したんだと思います。
胡散臭い話を信じて「希望」に縋り宛もなく走り続けたのは、本当は、本当は怖かったからなんだと後悔します。
「燃えながら燃ゆ」=「燃ゆ」は陽炎(かげろう)が立ちのぼることや、蛍が光を放つことなどを見立てていうこともある。
ってことで、炎のように燃えながらも儚く燃ゆみたいな。
「キミに代わるものなど」の「もの」は「者」であり「物」。
キミの代わりになる人はいないという意味と、キミと過ごす時間よりも星の欠片(=物)を優先してしまった。
という意味で書いてみてます。
2A「問い続けた神様~」は、神様って空にいて星と並んでるから星が輝いてることに気づかないんだろうなって。流れ星になって海に落ちて水面が輝いて初めて知るんだろうなぁと。主人公は神様には姉の素晴らしさが分かってない、だからこんなに苦しめるんだと神様を呪って過ごしてました。
でも、気づくと自分も姉の強さや輝きを見ようとせず、たったひとつの願いさえ耳を塞いでしまった。
というイメージです。
今回も、文字数タイトルなどなど修正変更お気軽に!!
よろしくお願いいたします。
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