6時 7時 8時 9時
たくさんの時計が時を刻む
10時 11時 12時
同じように時を刻む

でも1つだけ違う時間を示す時計
1分 3分 5分 7分
少しずつ皆からずれていく
10分 20分 30分 40分
どんどん皆からずれていく

ずれた時計は怖かった
自分の未来が怖かった

『壊れた時計は捨てられる・・・』

時計は必死で針を動かす
皆に倣えと針を動かす
なのに時間は狂っていく

ついに時計は見つかった
ずれてることに気付かれた
けれど主はこう言った
時計を手に取りこう言った

『怖がらないで たとえ皆と違っても
 それは君だけの時間だから』

そして主は時計を磨き
ずれたままにしておいた

1時 2時 3時 4時
いまも時計はずれたまま
自分の時を刻んでる



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

時間

風呂あがり、ふと見た時計の時間がずれていた。
その時時計の気持ちが流れ込んできて…。
というちょっとメルヘンチックな状況で生まれた詩。
リンちゃんの選択は・・・適当っす(--;)

閲覧数:77

投稿日:2008/10/21 07:24:08

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

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