ボトルネック、○○線
窮屈なプラットフォーム
急ぎ足で乗り込む
平凡な平日は泥濘
緩慢無味な生活で
平然な表情を
保つ事に限度はあっても
綻べないのさ。
『大体そんなもんだって』
誰かが呟いた。
納得の行く返答だなんて、
思ってもないだろうにさ。
未来、栄光に溢れた
十代は過ぎ去った?
違う、最初から無かっただけだ、
目の前の君と違ってさ!
うざってえなあ。
何もかにもをさ、
吹き飛ばしてしまえりゃいいのに。
焦燥の衝動で何かしら叫んでも
言葉には成れないなら
意味はないから
平気なフリしてる
歩くイメージ、膨らむ?
広い広いレールを。
大体そんな選択で
独りよがりな空想は終わり、
目が覚めて、段々と掠れてく?
ひねくれた性根とか
尖っちまった背中の針とか
中途半端、舵切りきれずに後悔とか
重ねて出来上がったよ。
ネオテニー、
少し過不足でもいけるかい?
ボリュームを上げて、聴かせてくれ。
心震わすノイズだけを。
雨嵐が止まないとしても、
①
吹き飛ばされないために、
ここに居ると証明のために。
②
間違えたまま進むさ。
宗教失くして、彷徨う幽霊
鏡の向こうのその顔は誰だ。
ネオテニー、
少し過不足でも行けるさ。
ボリュームを上げて、
吹き飛ばして。
明かりを散らすノイズ達を。
不安はまだ全て消えないが、
飲み込まれなどしないさ、
こんな街に!
ネオテニーは往く
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