恐れうねる人の声聞き歩く
ひとえに気分がいいなのに
枯らした憎き花一つが
酷く美しいのは何故?

「私のことが見えていないのか?」
浮つく街満たすのは花の香り
「あぁ、誰か様、止めてくれないか?」
違えている私の衝動を

「正しさは善だ。」なんて
偽善者はお黙りなさい
そんなもんじゃ報われないさ
もうきっと明日は花枯らし

愛されたいからそうやって
愛されないからそうやって
悲しいよな 生き場のない本性だ
何度も何度も芽が生えて
摘んでも摘んでも魔が差して
苦しいよな 死に場のない本性なんだ

「私のことを見つけてみたいか?」
騒つく街満たすのは怪人一人
まだ はらりはら 枯らし足りないから

満たされたいからそうやって
刻まれたいからそうやって
嬉しいのだ それだけでもう本望だ
突き刺す声で目を覚まして
ドラマみたいな日々に酔って
心地良いのだ それだけでもう本望なんだ

誰かの胸に残りたくて
愛されたいからそうやって
愛されないからそうやって
悲しいのだ 忘れられてしまうのが
百年弱も脈を打って
色んなものを殺して生きて
苦しいのだ 何も残らないのが
今ここに居るのに

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花枯らしの怪人 / 夕季ハルノ feat.重音テト

閲覧数:49

投稿日:2023/12/17 18:12:07

文字数:501文字

カテゴリ:歌詞

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