甘い匂いで
目が覚めたの
まどろむ昼下がり
喉がくすぐったい

魔法みたいね
指先から光が零れ落ちるよう

どきどきするの
宝物みたい輝いているの

あたしの目の前で
泣いてるのはだあれ？

仕舞えない　この想いを今
部屋の中に溜め込んで
息苦しいから
閉じ込めてしまおう
そっと　静かに
鍵を　掛けよう

遠くの方から
あたしの名前を呼ぶ声が聞こえる

温かい空気
頬を通り過ぎ心が綻ぶ

あたしの目の前に
色が広がってゆく

溢れ出す　この想いを今
ハート型に流し込んで
冷たく固めて
呑み込んでもらおう
きっと　それなら
なにか　伝わるかな

ココロのレシピを
譜面に描きとめて
メロディを付けよう
音に香りを付ける　エッセンス
おいしく出来たかな

あたしの目の前に
居るあたし幸せ？

響いてく　音色の砂の　
やさしい気持ち抱きしめて
きらきらの粒に
手を伸ばしてみよう
ふっと　笑顔が
きらり　零れるの