ジャズマスター殺人事件
投稿日:2013/05/30 23:44:41 | 文字数:691文字 | 閲覧数:1,206 | カテゴリ:歌詞 | 全2バージョン
ジャズマスター殺人事件の歌詞です。
孤島の洋館、切れた電話線、時化る海原、怪しげな執事
神算鬼謀密室殺人、謎の暗号、古い言い伝え
それはお話の中のフィクションさ、完全犯罪もっとスマートに
オートロックの簡単密室と凶器のギター
私の事を無視するあなたの事を私は無視できない
ジャズマスターで殴りたい ムカつくあいつをめがけてさあ!
嫌いなあいつをめがけてさ
ホームズ、ポアロ、マーロウ、ネロウルフ、快刀乱麻鮮やかな推理
天網恢恢疎にして漏らさず、どんな犯人もあえなく御用
それはお話の中のフィクションさ、ノックス、ヴァンダイン、ルール無用
私をその手で捕まえたければ、安楽椅子から御立ちなさい
私の事が嫌いなあなたの事が私は大嫌いなんだ
ジャズマスターで殴りたい ムカつくあいつをめがけてさあ!
嫌いなあいつをめがけてさ
ジャズマスターで殴りたい いつも偉そうなあいつをさあ!
私をいじめるあいつをさ
あなたに見せる微笑みは、好意を匂わすミスリード
説明不足my真意、これはフェアorアンフェア
大した理由なんてないわ、あなたが嫌いwhydunit
純粋で透明な悪意、神様どこにぶつければいいの?
ジャズマスターで殴りたい ムカつくあいつをめがけてさあ!
嫌いなあいつをめがけてさ
ジャズマスターで殴りたい 沸き立つ衝動抑えずさあ!
感情に身をゆだねてさ
ジャズマスターかき鳴らしたい 不慣れなコードを押さえてさあ!
声がかれるまで叫ぶのさ
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空中楼閣
さあさ、おいでませ空中楼閣、何人も十把一絡げ
下界の憂いを一時忘れて、他人、懇ろ、吹き溜まり
空の盃にゃ追い酒をさあ空の頭にゃ愛嬌を
へべれけ、不作法、のんべんだらりん、酒色漂う花街の風
どうせ死ぬ身の一踊り
空中楼閣
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廻るデカダンス通り
眠たげな小路、赤い窓、街灯の明り、盲目の娼婦
廃屋で猫がニャーと鳴く、乱痴気騒ぎとはびこる悪習
虫喰いの聖書、ガラス玉、ムクドリの子ども、淀む六ペンス
全てを売って手に入れた 拳銃忍ばしこの街を歩く
あなたはいつも我が儘ね、熱病患者のように震えて
廻るデカダンス通り
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ハイティーンアジテーション
青年少年、鬨の声を上げろ
後塵拝すは不甲斐無きと思え
嘲笑、豪雨どこ吹く風進め
か弱き、幼き、革命兵
遅れ馳せ登場 悪のアジテーター
ハイティーンアジテーション
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螺子式夢遊船
夕立呷り朱(あけ)染まる市街がぐでんぐでんと夜を吐いて
鬼灯みたいな飛行船団が寝入りばな君を誘った
左手(ゆんで)すり抜けたペーパーバックは溺れたように宙を舞って
夢と現実を綯い交ぜにしては歪な地平の夢路を行くけど
起きれば昨日の延長がただただ続いていくだけで
螺子式夢遊船
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月並みの塔、イデアの月
「月並みの塔とイデアの月」
照らしはすれど暖めることのない
崇高な月の光をこの胸に
見上げた夕さりの空をきわやかに分かち聳える無骨の塔
下生えの蔦(つた)がひたと絡みつき、小暗い御空(みそら)に塗(まみ)れ行く
月並みの塔、イデアの月
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騒がば踊れと虚無の国
遠雷のように鳴りひびかう太鼓の音、地を這って
諸人(もろびと)賑々しく歌い、てんでに言祝ぎ、手を叩く
誰(だ)がためにでもなく、自分のためだけにさ柏手(かしわで)を
信じて仰ぐに足るものはここには何もないさ
突として湧いた蟠る感情。泥(なず)み淀み響(どよ)み胸に残る
騒がば踊れと虚無の国
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ワールドエンドブックエンド
煤煙燻る夜汽車につゆ揺られて、辿り着いたは無人境
憂き身に独り沈む私をもっと寂しがらせよ閑古鳥
繙(ひもと)き、読み解きまた繰(く)る頁(ぺーじ)
切れ切れ幾片(いくひら)の言葉が舞う
ひた集め知らぬ間に崖の縁
ワールドエンドブックエンド
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文学 in the 少女
寄る辺のない孤独な旋律はたおやかに谺(こだま)する夜の声と消え
幸福はアイスのように溶け落ちて
少女は淡い本の上で踊る
呵々(かか)と笑う鈍色の月
不束かな夢を一齣(ひとくさり)の言葉で結べ、
文学 in the 少女
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八釜しの国
二六時中、取り巻く喧噪が、頬を撫でるそよぎのなか隨に舞った
可成り懶さに歌う聖歌隊、頓痴気な列をなし歩く言葉
錻力を戛々打つ通り雨が錆びた風の余波のなか矢庭に降った
雨に濡れるのも厭わず歩く、願を懸けるように傘を閉じて
八釜しの国
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一縷、散る、満ちる
翼広げ、どこか遠く、
ひとりという名の鳥になり飛んで
いけたらいいな、そこには見たことない
きれいなものがあるの
不幸の森で惑った少女
一縷、散る、満ちる
オリジナル曲作ってます。
ブログ
http://ameblo.jp/a-march-hare