妨げられた僕の行先
地面は消えて自由すぎる身
縛られるのは嫌いだけれど
今はその不自由さが愛おしい

虐げられた人の営み
微かな意味さえもう聞こえない
責任感を野望に変えて
突き進む 後ろは振り返らず

たとえ僕がその激流に
飲まれもがき苦しもうとも
止まることも戻ることも
願わずにその身を漂わす

あなたの声が途切れてゆく
やまない予感に揺れながら
輪廻のように繰り返して
冷たい夜に流れ落ちる

それでも僕は迎えにゆく
真夜中すぎの時計の針
消えゆく声に耳を澄ませ
未来の果てをたぐり寄せる

何度時が巻き戻されて
歴史繰り返したとしても
染まることも悖ることも
いとわずにその身をただ酔わす

悲しみひとつ消えてゆけば
喜びひとつ増えるはずさ
昨日の声が遠ざかれば
明日の音が聞こえて来る

鳴り止まぬ風に身を任せ
あなたを思い身を焦がして
消えゆく声に耳傾け
未来の果てに辿り着くよ

陽の光が 遮られてゆく
世界が群青に支配される
それでも 闇夜に割り込んで
僕が向く方角が 希望だと 

意識の核が抉られてく
やまない鼓動はそのままで
あと何度脈が乱れ打てば
冷たい夜が終わるのかな

それでも僕は迎えにゆく
夜明けを示す時計の針
かすかな声に耳を澄ませ
あなたの記憶 たぐり寄せる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

インターラプト

インターラプト

の歌詞です。

閲覧数:242

投稿日:2022/11/19 09:56:21

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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