あの日君がいなくなってから 僕はずっと俯いていた
部屋の隅でじっと 膝を抱えながら
君を思い出して 瞳腫らしていた
思い出の場所を巡ってみても 面影が見つからなくて
闇の中疲れ果てて何時か  眠りに落ちたんだ
そして君に会えたよ 変わらない姿の

君はいつもの 柔らかな笑顔で
僕を見つめて 佇んでいた
君のもとに駆け寄り 力強く抱きしめた
「ずっと会いたかったよ、もう離さないでね」
話したいことがたくさんあるんだ 一緒にお喋りしようよ
あの日みたいに手をつないで 家に帰りながら
君は何も言わずに 首を振るだけだった
抱きしめていた君が 離れていった 

わかっていたんだ これが夢なんて
本当は知っていた 二度と会えない

「ねえ、待ってお願い 私も連れて行って」
君のそばに居たいよ、独りはもう嫌なの

悲鳴のように叫ぶと 額に君の温もり
「私はずっと側にいる 貴女は独りじゃないよ」

君の声が聞こえた気がして 僕は夢から醒めた
宵闇は何時しか消えさり  そこは遥かな蒼穹  

君の名前を呼ぶよ 青空天高く
ねえ、僕頑張るよ 見守っていてね ずっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

青空の下で

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投稿日:2012/07/20 23:51:44

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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