あの日君がいなくなってから 僕はずっと俯いていた
部屋の隅でじっと 膝を抱えながら
君を思い出して 瞳腫らしていた
思い出の場所を巡ってみても 面影が見つからなくて
闇の中疲れ果てて何時か 眠りに落ちたんだ
そして君に会えたよ 変わらない姿の
君はいつもの 柔らかな笑顔で
僕を見つめて 佇んでいた
君のもとに駆け寄り 力強く抱きしめた
「ずっと会いたかったよ、もう離さないでね」
話したいことがたくさんあるんだ 一緒にお喋りしようよ
あの日みたいに手をつないで 家に帰りながら
君は何も言わずに 首を振るだけだった
抱きしめていた君が 離れていった
わかっていたんだ これが夢なんて
本当は知っていた 二度と会えない
「ねえ、待ってお願い 私も連れて行って」
君のそばに居たいよ、独りはもう嫌なの
悲鳴のように叫ぶと 額に君の温もり
「私はずっと側にいる 貴女は独りじゃないよ」
君の声が聞こえた気がして 僕は夢から醒めた
宵闇は何時しか消えさり そこは遥かな蒼穹
君の名前を呼ぶよ 青空天高く
ねえ、僕頑張るよ 見守っていてね ずっと
オススメ作品
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
廃墟の国のアリス
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BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
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曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
ありえない幻想
あふれだす妄想
君以外全部いらないわ
息をするように嘘ついて
もうあたしやっぱいらない子?
こぼれ出しちゃった承認欲求
もっとココロ満たしてよ
アスパルテーム 甘い夢
あたしだけに愛をください
あ゛~もうムリ まじムリ...妄想アスパルテームfeat. picco,初音ミク
ESHIKARA
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
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