東の空から宵闇が迫る
海と山が挟む街並みが
闇に飲まれぬようにネオンで着飾る
眠らない時間がやってくる

喧騒止まぬ繁華街を1人
夜の街の顔は眩しすぎて

月の光が導く深い闇の世界を
張り巡らすハイウェイを疾駆する赤い残光1つ
窓から入る風がほら 秋の匂いがしてる
ミッドナイトをひた走る
流れ流れゆく街灯揺れる
また暗闇にこの身を任せる


東の空が夜の終わりを告げる
朝焼けと呼ぶにはまだ早い
徐々に赤く染まる雲を見て
新しい世界の始まりさ

薄暗さの中まばらに 歌うヘッドライト
コクピットのあなたへ 新しい朝を知らせるラジオの5時の時報
寝静まる部屋に響いたコインランドリーの音
いつもと違うこの場所でいつもと違う朝を迎える


あの出来事が凍りついた記憶の中で
8階から見る景色が 僕のすべてだった


月の光が導く深い闇の世界を
西へ東へ連なる街灯の下 赤い残光1つ
窓から入る風がもう 冬の匂いがしてる
ミッドナイトを駆け抜ける
通り過ぎるたび視線を向ける
あの日過ごした夢の跡地へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

midnight

久々の新曲、midnightです
前に投稿したmiracleが入院中に書いたものと紹介しましたが
今回はそんな入院中の様子というかそういうのを書いてみました
夜の静かな街中を車で走るのがすごい好きなのでそういう情景が思い浮かべればなぁと

ちなみに歌詞の中に出てくる某フレーズは昔放送されていた某ラジオのタイトルだったりしますが
わかる人はちょっと少なそう…

閲覧数:63

投稿日:2011/09/27 22:49:10

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました