グルグル廻る 時計の歯車を見ながら
今日も私は 廻り続けているの

間奏1

いつかいつか 素敵な王子様が
私を迎えに 来てくれると
信じて今日も私は ひとり廻り続ける

ここは時計台 ここには誰もいない
壊れた世界 少女がひとり

狂った歯車は戻らない
狂った少女は戻れない

彼女は廻る 絵本の王子様を夢見て
踊りを続ける 世界が消えたのも知らずに

間奏1

コツンコツン 狂った針は廻る
壊れゆく世界を見ながら
時計台で少年が嗤う ひとり眺めながら

彼は創始者 時計台の主
彼が壊した 世界の全てを

消えゆく世界 少年は造る
絵本の姫君を 少年は独りだった

間奏2

少女が目覚めた時 時計台が動き出す
真っ白な世界に 時計台がひとつ

時計台はひとつ 狂った歯車は戻らない
時計台はひとり 狂った姫君は待ち続ける

昔見た 彼を信じて廻り続ける

いつか朽ち果てる
その日まで

end








ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時計台の姫君

やってしまった。

ざっくりと説明すると、
少年が世界を壊し、かわりに時計台を造った。
姫君が見たと思ったのは、王子様ではなく姫君を造った、いわゆるオトンだった。

と、こんなところですかねぇ。
時計台=姫君 と思っていただければそれでいいかと。

私としては静かな感じで書きましたが、これの解釈は自由にやって欲しいです。
読む人にとって、感じたままに。

それが唯一の願いです。何かあったら、コメントでお知らせください。
ご意見・ご感想は大歓迎です。
誹謗中傷はご遠慮ください。

閲覧数:102

投稿日:2012/11/23 22:01:50

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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