A
始まり　始まり　エンドロール
パラリ　姿みせた　通り雨模様　予想もしてなかった空

あーあ　逆さまの笑顔　君から　遠い　教室の隅
傘で君も　隠せたらいいのに

B
また呼吸を　忘れてしまう　『検索：素直になる方法は？』
雨音に　全部とけていく　みたい

なのに　君は　いつも通り笑って
「　ふたりで　虹を見よう　」　って

S
一秒、少し。　振り向く　瞬間に
七色雨粒　君の声　はじけた空

泣き出しそうになる胸の音を　聴いた
夏が終わる前に　“君の事、好きだ”って言わなきゃ

はーもぅ…　あーもぅ…

A
時間は　止まらずに過ぎてく　焦って　鼓動だけが駆けてく
君まで　追いつける　自信すらないけど
諦めたくない

ダメかも…このままで…　だなんて　時間のムダだ
君で　溢れてるのに

だから　合図をして　1、2、の　3で　飛び込もう　今
理由（わけ）も　何も　考えずに　走り出そう

S
一秒、先の　未来が　変わるなら
晴れでも　雨でも　君とふたりがいいから

駆け出していく　思い全部　詰め込んで
届け　迷わない
君のもとへ　ボクは行く

S
一秒、少し。　駆け出す　瞬間に
響いて　消えない　君がくれた　言葉たちが

泣きたいくらい　君に伝えたい　想い
夏が終わる前に　“君の事、好きだ”って言わなきゃ

夏が　終わるから


ーー以下より、ひらがな全文ですーー

はじまり　はじまり　えんど　ろーる
ぱらり　すがたみせた　とおりあめもよう
よそうもしてなか　ったそら

ああ　さかさまのえがお　きみから　とおい　きょうしつのすみ
かさできみも　かくせたらいいのに

またこきゅうお　わすれてしまう　すなおになる　ほうほうわ
あまおとに　ぜんぶとけていく　みたい
なのにきみわ　いつもどおり　わらって
ふたりで　にじおみようって

いちびょう　すこし　ふりむく　しゅんかんに
なないろ　あまつぶ　きみのこえ　はじけたそら
なきだしそうに　なるむねのおとお　きいた
なつが　おわるまえにきみのこと　すきだっていわなきゃ
はーもーあーもー

じかんわ　とまらずに　すぎてく　あせって　こどうだけが　かけてく
きみまで　おいつける　じしんすらないけど　あき　らめたくない

だめかも　このままで　だなんて　じかんのむだだ
きみで　あふれてるのに
だからあいずおして　いちにの　さんで　とびこもう　いま
わけも　なにも　かんがえずに　はしりだそう

いちびょう　さきの　みらいが　かわるなら
はれでも　あめでも　きみとふたりが　いいから
かけだしていく　おもいぜんぶ　つめこんで
とどけ　まよわない　きみのもとえ　ぼくわいく

いちびょう　すこし　かけだす　しゅんかんに
ひびいて　きえない　きみがくれた　ことばたちが
なきたいくらい　きみにつたえたい　おもい
なつが　おわるまえにきみのこと　すきだっていわなきゃ
なつが　おわるから