理想論だけじゃ叶わない
「嫌わない」で解決していたか？
そりゃあもう僕は違わない
自信だけがそこで空回り

史上例見ない総試合
それなりに限度も決めてさ
気泡と化して焼死体
なにもかも残ってないようだね

ムキになっちゃった度外視も逆手に取って
それに気づかないうちは資格さえなくて

☆誰も救えない危機を許せない
それは誰に贈る正義だろう
無理に振りかざしてみたはいいけれど
彼を届かない場所に追いやったのは
紛れもない僕だったんだ
それすらも分からなかったさ

机上論からも逃さない
イライラで頭を埋めつくし
「こりゃあもう僕に分が悪い」
疑問からも逃げたくなってた

軌道上には逆らえない？
外れた線ばかりなぞってさ
自由を決めてそこら中
差別なく『事実』を拾ってた

ふと気になっちゃったこの足は焦ってたって
それに構いたくない自分がいるんだろう

☆だけど救えない危機を見ていない
フリはきっといやに辛いから
また立ち上がるのはいいでしょう？
彼は届かないなおも帰らないから
希望のないこの世界なんて
「それならさこれはどうかな？」

絶対的なものなんてさ
この世にありはしないんだ
好戦的な姿勢取ってさ
すぐに嫌われる悲惨だなあ
「また救えなかった。」
身の程知らずと喚き散らして
邪道走る負け続きの
憐れなヒーロー...

先を拝めないことを「仕方ない」
そこに何も価値を見出せず
「だから泣き出したって、いいよね？」

☆誰も救えない危機を許せない
それは僕の為の正義だろう
無茶に振りかざしたって誰も得しないけど
それで「届かない場所に追いやった」なんて
都合のよいことを言ってたんだ
まるでもう僕が僕じゃない

いつまでも死に急ぐ正義さ