穏やかな灯りを見ていると
照らされていく形と影が
揺らめきによって踊っていて
海の中みたいって思ってた
マッチを使ったことがなかった
擦るだけの熱で炎が点るなんて
信じられなかったけどそれでも
試したらあっけなく軸先は輝く
虫眼鏡で紙を焦がした時だって
普段浴びている光が集まるだけで
紙が燃える訳無いって思ってたのに
目の前で簡単に煙が漂ってた
微かな瞬きが形を変え熱を持つなら
私はどれくらい揺らいでいるんだろう
何一つ輝かなくても私を照らす光達は
私の体温を震わせてくれるのだろうか
明るいところでは星が見えないって
小さな子どもの頃に聞いた私は
「自分が注目されないと嫌なんだ」って
勝手に思ってしまっていたんだ
少し大きな子どもになって考えたら
「私が光を受け止めていないんだ」って
割と単純な仕組みに気付いて少し
満天の星空に謝りたくなった
みんないつだってそこに居たのに
気付かなくして無かったことにして
しばらくしてから在ることに気付いて
呆れてるかな許してくれるかな
僅かな明滅が輪郭を浮かび上がらせて
私は私をどれだけ保てているんだろう
何一つ変わらなくても私が浴びる灯達は
私の感情に辿り着いてくれるだろうか
優しさを甘いだけの砂糖菓子と思ってた
そんなものばかりだけ取り込んでいたらやがて
ボロボロになって全部朽ち果ててしまうって
だから私はそれを厳しく支配して遮ってた
あたたかなミルクにメイプルシロップを少し
大切な人から教わったおまじないレシピ
内側から私を照らす柔らかなストロボみたい
小さな罪悪感の一つくらいは許されるのかな
私を照らす小さな星達みたいに
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