白い吐息 冷たい朝の
空気にほら 溶けて消えるの
凍える指 ポケットに詰め
急ぎ足で 駅へと向かう

いつもの朝 いつもの電車
人の波に 流され歩く
誰もみんな 前だけを見て
迷いもなく 進んでいく

一人 立ち止まり
耳を澄ませば
今も聞こえる
あなたの声が

卒業の日 来るまで 
本当のこと 言えずに
振り向かない あなたの
立ち去る背中 見つめ続けた
ただ一言を 言い出せなくて
友達のまま
さよならの時が来て―…


坂をのぼり 見慣れた校舎
時を刻む 古びた時計
誰もいない 校庭の隅
ひとつ残る 小さなボール

静かな空 静かな廊下
薄く残る 黒板の文字
誰もみんな 夢だけを見て
迷いながら 歩いていた

一人 立ち止まり
まぶた閉じれば
いつも変わらぬ
あなたの笑顔

届かないと 知っても
つのる想い 消せずに
ここにいない あなたへ
伝える言葉 探し続けた
教室の窓 開ければそこに
あなたと二人
いつも見上げてた空―…



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Day after graduation

古都さんの歌詞をアレンジさせていただきました。
卒業のあとのある日、休日の学校に行く…という設定でアレンジさせていただきました。
カイトの、優しくて伸びやかな声を是非お聞きになってみてください^^!

閲覧数:408

投稿日:2010/03/07 15:28:29

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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