森の奥には大きな睡蓮湖があり
私たちそこでお互いを知った
静やかに読書する横顔が眩しくって
木漏れ日のせいにして手をかざした

それから私たち
野薔薇と語らい
鳥の歌声に耳をすませ
若草の上で寝転び
木陰で秘密を交わした

ああ睡蓮湖の底に沈み
あなたを想い焦がれるより
睡蓮の花を数えよう
ときめいた心の分だけ


ある日心がざわつき誓いより早く
いつも会う場所に訪れて知った
高らかに笑い合うあなたなど初めて見た
木漏れ日のせいにしてしまえたなら

それからあなたたち
野薔薇を手折って
鳥の歌声と共に歌い
若草の上で結ばれ
木陰で口付け交わした

ああ睡蓮湖の底に沈み
あなたを呪い憎むよりも
睡蓮の花を浮かべよう
思い出す笑顔の数だけ


トゥルルルリア
トゥルルルリラ
トゥルルルリア
トゥルルルリラ
声無く少しだけ泣いて


ああ睡蓮湖の底に沈み
あなたを想い焦がれるより
睡蓮の花を数えよう
ときめいた心を詰むように

ああ睡蓮湖の底に沈み
あなたを呪い憎むよりも
睡蓮の花を浮かべよう
思い出す笑顔を消すために

睡蓮湖の畔にはアイが詰まっている

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睡蓮湖の畔で

睡蓮湖の畔であなたとだあれ

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投稿日:2022/08/17 05:19:59

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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