アステロイドの夢

0.14
ただのシュールな夢　明け染めた砂浜
素足を濡らして　去り行くは波音だけ
星は何処へ行くのだろ

0.51
きらら　雲母は砂に紛れ　海の唄に耳を澄ます
砕け散ったの　小惑星　アステロイドだね
光る粒は弧空描く

　　（間奏）

1.31
風呼ぶ海鳥　太陽風に帆を張り
漕ぎ出す舟だと　一声高く鳴くけど
たどり着いた岸は無明

2.07
きらら　雲母は砂に紛れ　
アステロイド　忘れられた
星の名前　誰が知る
波は繰り返すのかな　
子守唄を　ひとり

　　（間奏）

2.46
きらら　小さなその欠片は　　
光りながら波に揺られ眠る
巡れ　果てのない岸辺　
たどり着く時が　例え無いとしても


　　* * *

0.14
ただのシュールなゆめ　あけそめたすなはま
すあしをぬらして　さりゆくわなみおとだけ
ほしわどこえゆくのだろ

0.51
きらら　うんもわすなにまぎれ　うみのうたにみみをすます
くだけちったの　しょうわくせい　アステロイドだね
ひかるつぶわ　こくうえがく

　　（間奏）

1.31
かぜよぶうみどり　たいよーふーにほをはり
こぎだすふねだと　ひとこえ　たかくなくけど
たどりついたきしわむみょー

2.07
きらら　うんもわすなにまぎれ　
アステロイド　わすれられた
ほしのなまえ　だれがしる
なみわくりかえすのかな　
こもりうたを　ひとり

　　（間奏）

2.46
きらら　ちいさなそのかけらわ　　
ひかりながらなみにゆられねむる
めぐれ　はてのないきしべ　
たどりつくときが　たとえないとしても