錆びた舞台 軋む 軋む 崩れ
私は驕り妄り咲くエリカ
カーテンコール 交わす 交わす いずれ
私はここに至り泣く盛夏
顔が無い 客に 客に 騙す
私は重荷『左利く名画』
光の無い 照明 照明 照らす
私は謳う屍体抱く閉架

用意する暇なく
鳴るは開演ブザー
縄を括り付けて
嗤う 私 マリオネット

だから頼むよ ここで独りにしないで
そして恨むわ ここにおいていくつもりでしょ
だから頼むよ 腐りかけのスケルツォ
そして恨むわ 自業も自得もないからさ
殉教の様に君は語らうのか?
そして君の名だけが刻まれるのか?
私はいなかったことにされるのか?
honor(な)の無い神なぞ存在するもんか。

錆びた舞台 崩れ 崩れ 落ちる
私は然り夢へ枯る命だ
カーテンコール 躱す 躱す 消える
私は疇に侵し殺る所為だ
顔の無い 客が 客が 騙す
私は常に期待無く絵見た
光のない 照明 照明 照らす
私は庇う四諦あるMerida

反旗翻せ
宗に遵うは生
さらば自己鏡映
なのに居ない自己に嘲笑う

ならば頼むよ 私が私じゃないの
だけど睨むわ 見えない自分に指差して
ならば頼むよ 儚く散ったプラリネ
だけど睨むわ 自業も自得も無いからさ
お前はただ偶像に溺れるのか?
あるもの全てが正しく見えるのか?
神が泣いているのにそう思うのか?
神へは喜捨せずお前は何様だ?

唯心論にはお金がかかるのか?
じゃあそのお金はどこからきてるのだ?
私に兌換価値があるのだろうか?
神の成り損ないに授産を求む

つまり私に居場所すらないのだな
この声は誰にも届かないのだな
この曲どうです?ああ、意味わからんか笑
画面向こうの君に問うているのだ
私の声は神ではなかったのだ
私の声は神ではなかったのだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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獨演

閲覧数:376

投稿日:2020/12/11 19:21:24

文字数:743文字

カテゴリ:歌詞

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