「・・・ん?」

渡り廊下から何か声が聞こえる。

おかしいな?ココはあんまり人が通らなくて静か・・・・








































「・・・・・好きです」









































っ!!?




告白現場っっっ!!?




















相手は・・・・










































れ、廉っっっ!!?












うっそ、廉ってほんとにモテてたんだぁ・・・・・





「・・・・・ごめん」





















ええええっ!!!もったいない!


告白してたあの子、結構かわいいよ?

そんな子をフッちゃう廉って、どーなの?

・・・我が弟よ、理想が高すぎるのでわ・・・?





































ガチャッ


「ただいまー」

「おっかえりー」

学校から帰ると、リビングのソファに座ってテレビを見ている廉が。


「あ、帰ってたんだ」

「うん」

「すぐご飯作るねー」

「よろしくー」



うちはお母さんが仕事で遅くに帰ってくるから

あたしが晩ご飯を作るんだ。







「そういえばさぁ、廉。今日告白されてたでしょ」

「?何で知ってんのさー」

「ふっふー、渡り廊下で聞いちゃったー♪」

「うわー、最悪」


「でさ、なんでフッちゃったのよ。あの子かわいかったのに」

「・・・・・・オレさぁ、好きなヤツいるんだよねー」









































・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

















「っうそ!!?」




「ほーんと」











まじか・・・あの生意気廉に好きな人っ!!

ここは誰だか聞かなくちゃ・・・!







「だっ誰っ!!?」


思わず廉に駆け寄って聞き出そうとした。




「内緒」










えええええ・・・・・・


今が一番聞きやすいのに・・・・







そう。廉はね、昼と夜で人格が変わっちゃうんだ。

昼間の廉は生意気でにくたらしくて最悪だけど、

夜の廉は素直でかわいくてサイコーなの♪


で、あたしの中で、「素直な時間」なんだ☆

まぁどっちの廉も廉なんだけどね。










「今度、教えてやるよ」

「絶対だからねっ!」








































・・・・

・・・・・

・・・・・・・・・・




「おーい」



・・・廉?の声・・・・








ぱちっ☆

ガバッ


「あ、起きた」

「・・・」

目が覚めると廉の顔ドアップ

・・・っていうかあたしいつの間に寝てたんだろ


「・・・何か呼んだ?」

「でーんーわっ」

「ああ・・・・ありがと」


廉から受話器をもらう。





「もしもし・・・」

「もしもーし♪凛ー?」


「ああ、ネル。どーしたのっ?」



「あのね・・・ちょっと、廉君について教えてほしいんだ・・・」

「・・・・・・?」






え?何で廉??





とりあえず、場所移動・・・・・


自分の部屋へ急ぐ。


















ぱたん







「・・・で、何で廉なの?」

「あの・・・あたしね、廉君のこと好きになっちゃったんだ・・・」
























「えええええっ!!!」










うそ・・・・

ネルまでもが好きになるって・・・・


(あたし的に)信じられないっ!!





「・・・だから・・・」



「わ、分かった。」

「じゃあさ、廉君って好きな人とか・・・いるのかな?」

「あー、いるって聞いた。」

「ほんと!?」

「うん。本人が言ってたからねー」

「そーなんだぁ・・・」








「でさ、好きなタイプとか・・・」


「んー・・・今日カワイイ子に告られてたけど
 フッてたよ」


「そうかぁー・・・やっぱモテるなぁ」


「でもさ、なんで廉が好きなの?あんな生意気でイヤなヤツ・・・」


「ええーっ?かっこいいしいいヤツじゃんか♪」


「・・・あたし的にその真逆・・・」(ぼそっ)

「ん?何か言った?」

「や、なんも・・・」













そんなことを話していたら、いつの間にか長電話・・・




「おっと。もうこんな時間だった。ごめんね凛、おそくに」

「いやいや、廉のことならあたしに聞きなって♪」

「ありがとうっ☆じゃーね」

「うん、バイバーイ♪」



ピッ







ふぅ・・・・

なんかびっくりだった・・・・

あのネルが廉を好きだなんて・・・・・・




































・・・・?


なんでだろう?


ちょっとだけ、





















廉が遠くに感じた・・・・・・・





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

姉弟の秘密

どうもー♪ちぇりーですっ
廉・・・罪な男だなぁ・・・(・・・意味わかんない
いつも話しは文字を打ちながら考えているので投稿まで時間がかかります
やっとこさ2話目投稿できましたー><
凛・・・やっぱ実は廉が好きなんじゃ(蹴(痛いじゃないかぁ・・(黙れ☆
でわでわっ≧∀≦ノン

閲覧数:644

投稿日:2010/06/02 22:15:12

文字数:2,214文字

カテゴリ:小説

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