有るけど、聴く?」
「……いや、遠慮しておくよ。君の歌はいつも過激だからね」
「あーん、残念!」
クオリアの返答にわざとらしく落ち込むと、エスはまた背伸びをして蒼天を見上げる。
その様子はまるで青空の向こうにある何かを、ずっと見つめているようだった。
「ねえ、クオリア」
「説明を要請する。あなたの挙動には矛盾がある」
「……えっ? わ、私の動きがどうしたの!?」
唐突な指摘に驚くエスだったが、一方でクオリアも少しだけ首を傾げる。
確かに今の発言は、普段のエスからすれば不自然なものだったからだ。
しかしそれは、あくまで発言内容そのものに対してだ。
『どうしてそんな質問をしたのか』という理由については、何も言及していない。
だからこそ、エスはクオリアに尋ねるのだ。
「私は……"美味しい"について、知りたいのです」
「あなたが先程食べた魚介料理は、"美味しかった"と判断できる」
「はい。ですが、まだ私には分からない事があります」
「説明を要請する。あなたは何を知りたいというのか」
「……何故、人間は"美味しい"という言葉を使うのでしょうか」
「……」
「私のラーニングでは、"美味しい"という言葉は人間が生み出した言葉だと認識しています。そして人間にとって"美味しい"は良い事であり、喜びを表現するものだと理解しました」
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他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
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なんて素敵...命に嫌われている。

kurogaki
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