(リンパート)
月が見える一人きりの窓際には造花の薔薇
殊に目立つ青い色は今も褪せず残っている

鍵を開けて鐘を鳴らす「はじめまして」笑う記憶
埃まみれ声は忘却(どく)に弱いものと知ってるのに

世迷言を銀食器で刻んだら飲み込んで
握りしめた爪の跡も消えぬまま歌を歌う

揺蕩うように一人泳ぐ透明な最果てへ
アイは君にやがて届く青い空に朝日が昇るまで

夜の空は黒い布に砂の粒を撒いたみたい
流れ星はオーロラ越しそこにかける願いなんて

帰る場所ももうないのに

滲む世界蝶が踊る遊戯の外横になって
過ち去る今は表裏雨の音が聞こえてくる

水底には蛍のよう映る星にさよならを
月はいずれ迎えに来て夢は覚める
ただそれだけなのさ

(レンパート)
あなたが最後につぶやいた声
魔法の言葉を捨てられずいる

一輪もらった青色のバラ
意味などないのにまだ持っている

「それじゃあいつかね」と笑う記憶
「いつか」は嘘だとわかってるのに

カトラリ揃えて残さず飲み込んだら
その手を開いて一人歌を歌う

無限に広がる世界の最果てまで
このアイあなたに届けと朝日が昇るまで

足元崩れた砂浜みたい
ここまで歩いた足跡なんて

どこにもないのに

1人のベッドに静かに横になったら
生まれた命の音が聞こえてくる

こぼれた光の蛍にさよならして
うさぎが跳ねたらおしまい

ただそれだけなのさ

幼い僕には呪文のようだった
貴方の言葉は今も褪せない

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別たれた二人の歌

以前ニコニコに投稿した曲の歌詞です。
よければ是非。

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投稿日:2026/05/07 11:57:28

文字数:617文字

カテゴリ:歌詞

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