貴女が待ち続けると言うから 俺は一人で旅の空を仰ぐ
血濡れたこの両手でいいのなら 貴女の手をもう一度取らせて


雲は遠く茜空 赤い椛踊る季節
貴女が傷つかぬように 俺は一人刀を取る

蕾のようなあの笑顔 俺に囁く鳥のような声
一つ一つを忘れずに 今は刀だけを供に

貴女が待ち続けるというから 俺は一人屍の山の上
この手が血の赤でも赦すなら 貴女の肩をもう一度抱かせて


今は遠い故郷の地 残して来た愛しい人
愛しい物守るため 俺は一人旅立った

最後の日に交わした約束守るために刀を取る
血刀から滴る赫の雫は椛のように

桜のように儚い夢 貴女の姿が掴めずに消える
「貴方の事、待っているから」 貴女のために家路につく

貴女が待ち続けると言ったけど 随分と待たせてしまったね
帰り着いたらもう何処にも行かない 貴女の隣にただ寄り添おう

帰り着いた故郷の風景は 随分と変わってしまったね
一軒の家の扉を叩く 貴女の姿を想いながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

漢字ver.です。
応募歌詞なんですけど・・・これでいいのかな・・・

閲覧数:194

投稿日:2011/08/31 11:45:21

文字数:432文字

カテゴリ:歌詞

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