はらはら落散る
薄紅の雪
私の手掠め
散ってゆく
一人それ見し
雫を落とす
儚きこの思い



長い裾引き 音立て歩む
いつものあの橋は
すぐそこへ
ふと顔上げる 呼吸忘るる
刹那に堕ちる 嗚呼あの人に

想い伝ゆる 許されず
ただ募る想いを隠しけり
後ろ姿を眺めては
ため息また一つ


はらはら落散る
薄紅の雪
私の手掠め
散ってゆく
一人それ見し
雫を落とす
儚きこの思い



あの橋渡る 事待ち遠し
いつものあの人は
見あたらぬ
首傾げども 音たて渡る
一日見えぬ 嗚呼胸痛し


想い伝ゆる 許されず
ただ募る想いを隠しけり
見えぬ貴方を想いては
ため息また一つ


はらはら落散る
薄紅の雪
私の手掠め
散ってゆく
一人それ見し
雫を落とす
儚きこの思い



今日もいぬ 嗚呼あの人は
五日もう姿を見ていらず
黒き帽子の青年が言う
私に渡す桜の文を
嗚呼あの人はもう会えぬ人
桜と共に あちらへ堕ちる



はらはら落散る
薄紅の雪
私の手掠め
散ってゆく
一人それ見し
雫を落とす
儚きこの思い


想い伝ゆる事許されぬ
私の恋 叶わず 散ってゆく
一人文握り ただ涙をす
貴方の震えた字が悲しかり

桜と共に嗚呼散る命




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜橋-サクラバシ-

大正時代
女性は男性と、目を合わせることも許されませんでした
結婚もしない男性と女性が話すことなんて
好きになっても想いを伝えることは許されませんでした
想いを伝える事が出きるのは自分が、この世からいなくなったとき…
それが、この時代の男最期

桜の花が散り終わると共に、彼の命も散りました

っていうww

閲覧数:168

投稿日:2011/06/14 14:17:08

文字数:524文字

カテゴリ:歌詞

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