海月の夢
空なんて見上げなければ良かった
水面に注ぐ青だけをただ
眺めていれば 幸せだった
それでも君は
あの空を泳ぎたいと願った
浜辺に打ち捨てられた命の
行先なんて 知っていたはずなのに
それでも君は
君の言葉に誰もが笑った
「お前のそれは翼じゃない」と
それでも君は空を見上げた
飽きもせず
「あの虹で歌っているは誰?」
「あの雲が流れ目指すのは何処?」
思い馳せては 胸に星を描いていた
奇異の視線とか過る現実
遠い影と這い寄る不安
どれ一つとして
君を止めちゃくれなかった
恋に落ちるように夢を見る君は
遥か高い月に自分の唄を重ねた
恋を歌うように夢を語る君の背は
僕の伸ばした指先に気も留めず見えなくなった
【大気の壁に阻まれて 空は高く】
【愛したあの空すら 憎く見えてきて……】
雨の六月 君を見つけた
朝の浜辺に打ち捨てられていた
呼吸もなくて 涙もなくて ただ静かに
君のそれは翼ではないと 気付いてたのに止められなかった
あれから毎夜 君が夢見た夢の夢を見ている
冷笑と墜ちる恐怖
去りし影 手招く終わり
どれ一つとして
僕を止められはしなかった
嗚呼 僕も行かなくちゃ あの空に魅せられたから
これは夢という名の 呪いみたいな何かだ
僕のこれは翼ではないと とっくの昔に気付いていたんだ
それでも僕は行かなくちゃ あのモノクロが落ちてくる前に
波は凪いで 雲は割れた
あの隙間に 飛び込むなら
今だ
海月の夢 / 初音ミク
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お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
窓辺に佇む ぼんやりと眺める
雨模様の空 思い出が流れる
ノスタルジックな 風が吹く
古びた街角 一人歩く
モノクロの景色に 包まれて
静かに響くメロディ
カーテンの隙間から 差し込む光
あの日の笑顔が 蘇るように
ノスタルジックな 風が吹く
古びた街角 一人歩く...モノクロの街並み
TM
廃墟の国のアリス
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BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
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曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
遠く離れた雲が割れる空
君の顔を思い出す
赤白い思い出
懐かしさに似た幻なのかな
裂けた藍色の無重力
ゆらゆらと漂う
覚えのない想像力
きっとそうだよ。
君の笑い声
消えてしまうかな...忘れてしまう前に
しぐみ
この身体 熱い 熱い
溶けるように消えてしまいそう
違うメモリー 拡大感染して
私の歌声が エラー
火照る 剥がれ落ちる
貴方に恋してしまう
死にそうな私を助けて
私の身代わりがいたなら
それはそれで有難いから
インフルシンセサイザー...インフルシンセサイザー
Akane
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