A
星降る夜を夢みた　奇跡のような時間を
叶えてくれる『何か』を　いつか見つけられたらと

B
流れ星の　見えない窓辺で

S
星のない夜に僕は　天井（そら）に願いを描いた
暗闇を照らすような　眩しい光の星が降ることを

「流れ星が見えたら」　そればかり祈った
僕の願いをどうか　どうか叶えてくださいと

A
星降る夜を待ってた　永遠に思える真夜中
まるで流れ星なんか　どこにもないみたいだと

B
流れたのは　君の涙だった

S
光ない夜に僕は　溢れる星に願った
暗闇に攫われそうな　儚い痛みの星が止むことを

流れ星もないのに　僕に何ができる？
こぼれ落ちる涙も　僕は夜空に流せない

C
たとえいつかは星が見えても　君の涙が降るなら　　　

S
星降る君の時間が　空にかえるよう願おう
暗闇に溶ける星が　願いを叶えて流れられるように

流れ星がないなら　ただそばで願おう
ここに降る星たちが　いつか夜空を照らすまで


ーー以下より、ひらがな全文ですーー

ほしふるよるおゆめみた　きせきのようなじかんお
かなえてくれるなにかお　いつかみつけられたらと
ながれぼしの　みえないまどべで

ほしのないよるにぼくわ　そらにねがいおえがいた
くらやみおてらすような　まぶしいひかりの　ほしがふることお
ながれぼしがみえたら　そればかりいのおた
ぼくのねがいおどうか　どうかかなえてくださいと

ほしふるよるおまってた　とわにおもえるまよなか
まるでながれぼしなんか　どこにもないみたいだと
ながれたのわ　きみのなみだだった

ひかりないよるにぼくわ　あふれるほしにねがあた
くらやみにさらわれそな　はかないいたみの　ほしがやむことお
ながれぼしもないのに　ぼくになにができる
こぼれおちるなみだも　ぼくわよぞらにながせない

たとえいつかわ　ほしがみえても　きみのなみだが　ふるなら

ほしふるきみのじかんが　そらにかえるよねがおう
くらやみにとけるほしが　ねがいおかなえて　ながれられるよに
ながれぼしがないなら　ただそばでねがおう
ここにふるほしたちが　いつかよぞらおてらすまで