ねぇ、まだまだ夜明けまで
海は静かだよ

ねぇ、このまま眠らず
朝日を見に行こうよ
ちょっと欲張りかな

今日くらいは
いいかな

今日くらいは
いいよね

今日からは
二人で
ぼくらの。



雨上がり 秘密基地で
時計の針は進む
さあ、次は何をしようか
今までの分も全部

僕らの大作戦
ここから月に行くの
あの光すら届かない
水溜りから

ねぇ。
太陽の下 走ってみたいな
広げたクッキーでピクニック
なんて
今までは思いもしなかったんだ

僕が、僕が、会いに行くから
君は、幸せな眠り姫で
待っていて 大丈夫だよ
言い聞かせてたんだ

ねぇ!
僕の好きなもの
つめた秘密基地
君にも
見せてあげたかったんだ
宝物なの

ずっと明け暮れた研究も
今日は少しお休みにしよ?
僕も大人になったんだ
乾杯しようよ

長い暗い夜を越えた
僕ら 今始まるんだ
遠い昔ここで過ごした
みんなと笑えるように

増えてく水嵩
止まない雨
掻き乱した 桜の枝も

ようやく蕾がついた

ねえ、ミア。覚えてるよ
あの時受け止めてくれた
今度は僕の番だよ
ねえ、凄いでしょ



ねぇ。
海がこんなに深いことも
空が実は青いことも
全部全部忘れていたの
守ってくれたことさえも

雨が、作る、箱庭の中
君は、何も変わらないでいて
鍵を掛けた僕の前でも
笑ってくれたの

ねぇ
君が過ごした
今までのこと
よければ
聞かせてほしいな
宝物にしたいの

ずっと
明け暮れのない闇の
帳は あの日上がったんだ
僕らようやく会えたこと
お祝いしようよ

返しきれないくらいに
君から貰った晴れで
遠い未来 見えない先も
大丈夫 照らしてあげる

空白の写真立て
止まっていた時間
全部全部 戻りはしないけど

今はもう寂しくないんだ!


ねえ、君。覚えてるかな
初めて握ってくれた手を
あの日も同じだったね
待っててくれていたんだね



この息にも意味があると
思えるように生きていたい

長い未知も無駄じゃなかった
そう信じられるから


いつか
大人になって
手放した記憶
積み重なって
海になっても

大丈夫だよ
無邪気にそう思えた



凪いだ海の底
静寂を埋めた
君の声はホワイトノイズ!
僕らは確かに青を知ったんだ


ねぇ、気分はどうだい?


いつか
この基地を去るときも
ここで 二人
宝物集めて
同じように
乾杯しようか

ねぇ、こっち向いて


失った分だけ見つけた航路
この息を記した アルバムにしよう


笑って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

1/fの朝凪

閲覧数:51

投稿日:2026/03/28 15:39:19

文字数:1,072文字

カテゴリ:歌詞

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