ある晩、ただ白く泣く
小さな世界を持て余す
散々なまでに蔑んだ
荒らかな運命を嫌う
ある晩、青白く掴む
小さな世界で赦しを請う
成長しないまま年を経て
また夜を繰り返していく
照りつける月を落とす
漂って混ざる数滴の赤
耀きは絶えず降り注いで
黒くなびらかに沈む
冷たい温度と照らし合わせる
当然のように幸は不公平
居場所から離れずに眺める
閉じ込められた水の中
ああ、病気に罹りそう
未だ白く えんえん泣く
綺麗に並んだ鉢の下 乱れる
奇妙にやたら 膨らんだ腹
鏡の中に囚われた
臥榻で私は老いていく
仰向けになって浮かんでいる
格好が付かないまま
挙句 十年を数えた
耀きを絶えず擦り減らして
夜になるたびに弱る
出端から既に雁字搦め
交わりはなく銀幕は曇る
恥ずべき存在にだってせめて
せめて一縷の報いを
ああ、病気のあなたは
肌は黒く ただ貪る
退っ引きならない空の下 出かける
咥えた体 殴った頭
鏡の中に囚われた
臥榻の私を置いていく
仰向け あなたは死んでいる
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