降りしきる長雨の下
壊れた傘 おろして
見つめ合う 四半時(しはんとき)過ぎ
二人は恋をした


引き寄せる身体 肩に重みが増した
ともに行きましょう 罪悪(つみ)に濡れましょう

降りしきる長雨の下
壊れた傘をおろして
熱帯びた 瞼の際に くちびる落とした
消えてしまえばいい 空も世界も鏈(くさり)も


込み上げた雫 それはいつかの誓い
とまれよ とまれよ 二人の刻ならば

降り止まぬ雨の隙間を
器用に伝う涙に
あなただけ 気づかぬふりで
甘えて 抱きしめる


終わりを告げた
何方からともなく指を絡めた あの日から

降りしきる長雨の下
潤んだ瞳を見つめて
動かないそのくちびるに 幾度も押しつけた
傘ならささないで わたしが許すまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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雨に溺れ

閲覧数:216

投稿日:2016/01/28 13:51:15

文字数:323文字

カテゴリ:歌詞

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