渇きかけの水に花びらが落ちた
すぐに波紋は広がり心の根を潤してた
いつか咲かせたいと強く願ってた
先に待つ黒い空も孤独も知らずに

深い深い森の迷路に迷い込んだら
あなたが誘うままに間違いの道を進む
赤い果実の魅惑と包まれるぬくもりだけ
永遠に感じていた偽りの幸せ

わたしじゃないって分かってても
大切にしてほしくて
いつも求めてしまうの
ダメだと気付いてるけど
愛も酔いも心も弱さも

差し出したこの手に光を映して
浮かんでは消えゆく泡のような関係
心開け見せても返しもせずに
ただ貪られるの?あなたが満ちるために

形の見えないものは過ぎゆく時計の針の上
削り取られ押し込められてやがて小さな確信と変わる
今日もまるで奴隷のように囚われ閉じ込められ絆され
手のひらの上で一人きり
道化のように踊るの

いつかのあなたの優しさも
蠱惑なあの眼差しも
使い捨てだって分かってるのに落ちてゆく
ただ善悪も真相も良心も忘れて

口付けを記憶に刻み込んであげる
真っ赤な絵の具で塗りつぶしてあげる
溢れる思いと甘い滴を
飲み干すその日までわたしは会いに行くわ

何度奪われても何度傷ついても
不幸なこの想いが私に告げるよ
諦めるくらいなら終わりにしようと
信じてるわあなたを

引き止めた過去に長閑やかな昨日に
静謐を望む片側のわたしに
朽ちた根を持ち上げ別れを告げるよ
震えるこの手で鍵を開け進んだ

もう何も見えない闇に包まれる
笑ってたあなたが背を向け消えてゆく
認めない渡さない手を放さない
落としたもの全部愛してもらうわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

マルルー_歌詞

投稿作品「マルルー」の歌詞です。

報われない恋を追い続ける、女の子の話。

閲覧数:42

投稿日:2019/07/24 21:31:11

文字数:663文字

カテゴリ:歌詞

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