色を失ったかのように 海辺を眺めて立つ人
宛名をなくした言葉 波に流せぬまま

春は流れ星のようで 彼女は涙もなくした
夜を ひとり 待ちわびて その目を閉じている

見慣れた景色なんて ここには無くて
いまは 耐えきれないから
この歌を 流し続けて
波の音をかき消している

朝は二度と来なくても もう つらくはないから


過去を振り返るように 音の波に漂った
風の音も 匂いも 一筋の頬の冷たささえも

いまは もういないと知った あたたかさを抱いて


見慣れたあの景色は どこにも無くて
いまも 耐えきれないけど
この歌を 流し続けて
波の音をかき消している

波を越えてくかのように 海辺を眺めて立つ人
少女は ひとり つぶやいた 「もう、気にしてないよ」と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

波のせいにはできない

せんむさんの曲への応募用歌詞です。
https://piapro.jp/t/ysC8

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投稿日:2019/07/07 20:18:55

文字数:335文字

カテゴリ:歌詞

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