綺麗な夢を食んで
できるなら眠りたいのだけど
いつから私たちは
現実を糧にしてしまうのだろう
誰かの陰で また 名もない人生を
幕が上がるのを俯いて待っている
ガラスの靴 履いて踊る
光溢れる舞台の上
彼女が描いた軌跡には
どれだけの涙 滲むのだろう
私はまだ 何一つも
手にできるほどの焦燥を
知らないまま大人になって
迷いながら 今 音を擦っている
鏡の前に立って
腫れた目を化粧で隠した
手櫛で髪を梳いて
背を伸ばす 気持ちは負けないように
小さな台詞では きっと気付かれない
それでも存在した証 刻みたい
汚れた靴 履いて踊る
同じ旋律を何度でも
たとえまだ覚束なくても
いつか彼女に近付けるように
幼い頃 夢見ていた
それが綺麗なだけじゃないと
今はもうわかっているけど
私らしく夢を叶えていきたい
誰の目にも留まらない私の物語は
鳴らないベルと
上がらない歓声と
それでも最後まで演じ続けるわ
ガラスの靴 履いて踊る
あの日のシンデレラのように
きっと私にも特別な
運命があると信じたいの
私はまだ 何一つも
手にできるほどの焦燥を
知らないまま大人になって
迷いながら また 音を擦っている
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