進む先の軌道描いて
欠けた先から零れ落ちた
隙間にある堕ちる闇が僕をそこに誘うんだ

長い影が潜む先で
溶け出した夜に溺れかけて
僕も夜風に溶かされてしまいそうになった

夜にひとり浮かぶ
月の返す光が灯す
行先なんてないし
見渡すこともできないから

飲み干すことのできぬ夜を
治してくれたの君だった
それが月に見えちゃって
僕は今も浮かび続ける

どうにか消したい好悪
掴んだの一度きりだった
ほとぼりが忘れられなくて
求めてしまう自分がいる

握りしめた欠片持って
耐え凌ぎ 今日も光待つ
刻み疲れて目を開けると返すことも無くなってた

最後記憶してた言葉
次に会ったら思い出して
先のことは知らないけど僕はわかる気がするんだ

思考回路固まって
脳裏が見えずに霧掛かって
今の僕には幻想になってるのかな

その欠片から香る
片隅にある線が照らす
思い出せるうちに
今から辿ってみようかな

手を伸ばし期待した僕は
今にも手と手が触れ合いそう
それを目指して追いかけた僕は今にも崩れそう

目で追いかけた姿を
夜空に忘れず書き留める
流れされて消えてしまうけど
あたたかい今を作るんだ

見逃せない記憶を傍に
数多のしずく 顔を伝う
僕の答えが間違っても今は許される気がする

どうにか触れ合いたいと
いつも以上に願ってみる
叶わずとも思い出し続け
忘れず頭に焼き付ける

飲み干すことのできぬ夜を
受け入れてくれたの君だった
それが月に見えちゃって
僕は今も浮かび続ける

寝る合図の返事にも
一つは答えてくれるかな
ほとぼりを作り出したら
僕にも明かりが見えるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

溶けた夜 - 歌詞

閲覧数:76

投稿日:2023/11/15 01:20:10

文字数:687文字

カテゴリ:歌詞

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