流れる雲のようにどこまでも行けるなら
あなたは澄んだ空をあてなく漂うのだろう
季節は僕を置いて徒らに過ぎて行く
焦がれた絵空事は滲んで水に溶けた
ねぇ もう少しだよ
あなたのもとにいけるわ
確かにまだ感じてる
あなたの命の音を
閉じ込めた
無数の光
夜空に消えた
今、泡沫のように
無くした愛の跡を
夢中でかき集めて、
台詞のない舞台で
名前を呼ぼうとしたんだ
まだ 程遠いけど
あなたのもとに還るわ
いつかの夏の日にみた
小さな灯りが綺麗で
散りばめた
無数の光
夜空に咲いた
今、草花のように
閉じ込めた
蛍の光
映し出して
今、命を揺らせ
閉じ込めた
無数の光
夜空に咲いた
今、泡沫のように
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